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AEDを知っていますか?

公開:2019年8月7日

意識を失って倒れている人がいる! そのときに思い出してほしいのが「AED」です。
AEDは心臓が停止している人に電気ショックを与え、心臓のポンプ機能を取り戻すための器械です。救急車が到着するまでの間、その場に居合わせた人がAEDを使用することで、救命できる確率が大きく上がります。
最近では地域の学校や公園、駅、大型店舗など、人が集まる場所の多くに、AEDが設置されています。一般の人でも、電源を入れて音声や画像のガイドに添って使用ができますので、ぜひ覚えておきましょう。


◆「AED」の効果とは?
AED(Automated External Defibrillator)は、日本語で自動体外式除細動器といいます。心停止の原因の一つに、「心室細動」と呼ばれる重い不整脈があります。心室細動になると、心臓が細かくふるえるだけで血液を全身に送り出せなくなります。こうなると数秒で意識を失い、数分で脳にも血液が届かなくなって危険な状態に陥ります。AEDは心臓に電子ショックを与えることで、この心室細動を取り除き、心臓が正しいリズムで動けるようにします。心停止した人に、救急車が到着するまでの間にAEDを使用すると、救急車を待つだけのときに比べて、約6倍も救命率が上がるといわれています。

◆AEDの使い方の基本
AEDの基本的な使い方は、次のようになります。

①スイッチON AEDが到着したら、電源を入れます。
(AEDのフタをあけると自動で電源が入るものもあります)
②パッドを貼る 倒れている人の衣服を取り除き、胸をはだけます。
AEDのケースに入っている電極バッドの1枚を胸の右上に、もう1枚を胸の左下の素肌に直接貼り付けます。(電極パッドにも貼る位置が描かれています)電極パッドを貼る間もできるだけ胸骨圧迫を続けます。
③安全確認
~除細動ボタンON
「離れてください。心電図の解析中です」との音声メッセージとともにAEDが自動的に解析をします。解析の結果、電気ショックが必要な場合は「電気ショックが必要です」と案内があるので、周囲の人が倒れている人に触れていないことを確認して、ショックボタンを押します。
④胸骨圧迫を再開 電気ショックの後は直ちに胸骨圧迫を再開します。AEDの指示に従って、約2分おきに心肺蘇生と電気ショックをくり返します。 
救急隊員が到着するまで、AEDの電極パッドは貼ったまま、電源も入れたままにします。
(日本救急医学会「市民のための心肺蘇生」より一部改変)

◆各地で講習会などを実施しています

各地の消防署では、一般の人が心肺蘇生やAEDの使い方などを修得できるように「救命講習」を実施しています。初歩的な内容のものから、上級救命講習までさまざまなコースがあります。
万一のときのためにAEDの使い方を覚えたい人は、問い合わせをしてみるといいでしょう。

(出典・参考)
消防庁 一般市民向け 応急手当WEB講習
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