妊娠・出産・子育て

地域の子育て仲間をつくろう

公開:2019年8月7日

各地域には、子どもたちや子育てをしているママ・パパを応援する施設やサービスがたくさんあります。
※内閣府 よくわかる「子ども・子育て支援新制度」
特に初めての育児で不安が多いママ・パパは、そうした施設を活用して子育て仲間をつくりましょう。
施設には保育士や栄養士、看護師、保健師、心理士などの専門家がいて、心配事の相談もできますし、子どもを一時的に預かってもらえるところもあります。

◆地域の親子が集まる「地域子育て支援拠点」
地域の子育て中の親子が気軽に集まり、互いに交流をしたり、不安や悩みを相談したりできるのが、地域子育て支援拠点です。
「子ども家庭支援センタ―」「子育て支援センター」といった施設がある自治体もありますし、幼稚園や認定こども園、保育所に定期的に「子育てひろば」などが設けられるケースもあります。
そこでは保育士などの子育ての知識・経験のある職員がいて、幼い子どもの遊びや生活のアドバイスなどが受けられます。集まっている親子や職員から、地域の遊び場や子育てサークルなど、地域の子育て情報も得られます。

◆「児童館」は、いろいろな年齢の子どもの遊び場
児童館は、地域の子どもに健全な遊びを与え、健康な心と体を育む児童福祉施設です。
児童館のほか、「児童センター」「子どもセンター」といった名称の施設もあります。設置・運営主体も、都道府県や市区町村、社会福祉法人などさまざまなタイプがあります。
一般的な児童館には、大型、小型の遊具や広い遊びのスペース、児童図書などがあり、場所や時間帯によって乳幼児から放課後の小学生など、さまざまな年齢の子どもが集まります。子育て家庭からの相談を受け付けているところも多くあります。

◆「保健センター」のイベントにも注目
各市区町村には、保健センターが設置されています。
保健センターには、保健師、看護師、栄養士等がいて、地域住民の予防接種や健康診査、保健指導、健康相談などを行っています。
保健センターでは、子育て中の保護者を対象に「離乳食講習会」「子どもの歯みがき指導教室」「乳幼児健康相談」などのイベントを行っているケースよくあります。機会があれば参加してみると、子育ての知識も、地域の親子との交流も広がります。

◆送迎などを支援「ファミリー・サポート・センター」
ファミリー・サポート・センターとは、市区町村で行っている地域で子育てを支援する事業です。
子育ての援助を受けたい人と、地域で援助をしたい人がそれぞれ会員登録をして、必要に応じて会員同士で支え合うしくみです。
利用例で多いのは、保育施設へ子どもを送迎してもらう、保育施設の時間外や学校の放課後に子どもを一時預かってもらう、保護者の病気や冠婚葬祭などのときに子どもを預かってもらう、などです。援助を受けた人は一定の料金(活動報酬)を支払いますが、金額は市区町村によって異なります。

(出典・参考)
内閣府 よくわかる「子ども・子育て支援新制度」

厚生労働省 ファミリー・サポート・センターのご案内 

 
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