１９６７年に千葉県で最も早くから街中で「こころの診療」を始めた当クリニックは,、入院から外来治療への精神医療の急激な変化の時代に合わせて、新しい精神医療のサービスを提供できる施設に脱皮することをめざし、２００８年春４月、新しい場所、新しい名称で生まれ変わりました。
自殺者が３万人を超えた日本では、２００６年「自殺対策基本法」が制定され、２００８年４月からはうつ病治療に関して一般科と精神科の連携が促進されるようになりました。うつ病治療が国家的重要課題と位置づけられた今、新しい治療が求められています。
当院では千葉大学精神科との密接な連携のもと、うつ病治療のプログラムを立ち上げました。「うつ病復職支援デイケア（リワークプログラム）」は、薬物療法などでうつ病はある程度改善したものの、復職の一歩手前で足が踏み出せず症状が不安定なまま持続している方を対象とするデイケア形式の治療プログラムです。
多数の精神科医の他に臨床心理士、ソーシャルワーカー（PSW)、作業療法士、看護師など多彩なスタッフが治療に参加し、回復を援助するチームアプローチモデルを採用した新しいコミュニティのクリニックです。
ご好評にお応えし、また千葉市および千葉県東部より通院されている多くの方々の利便を図るため、２０１３年４月、千葉駅前に心の風クリニック千葉を開院いたしました。心の風クリニック船橋、あしたの風クリニック共々、よろしくお願いいたします。