コンタクトレンズは美容的にも光学的にも大変優れておりますが、その反面角膜は酸素不足を起こしやすく、誤った取り扱いによって重篤なトラブルを起こしかねません。

　近年、角膜内皮の状態を拡大して撮影できる機械（スペキュラーマイクロスコープ）が開発され角膜内皮の状態を容易に分析できるようなりました。

　角膜内皮細胞は角膜（黒目）のもっとも内側にある一層しかない細胞ですが、コンタクトレンズ装用による酸素不足が原因でこの細胞が脱落し、数が減ってしまうということが分かってきています。
通常、正常成人の角膜内皮細胞密度は１ミリ平方 あたり3000個から2500個と報告されております。これが700個以下になると失明の危険性も出てきます。一度減少した細胞は増えることはありませんので、日頃からの注意が必要になってきます。

　当院ではコンタクトレンズを安全に使用していただくために、スペキュラーマイクロスコープによる角膜内皮細胞の検査を行っております。多少お時間をおかけいたしますがご了承下さい。

名古屋市中心街　地下鉄栄駅７番出口より徒歩１分の場所に位置した眼科診療所です。
　一般眼科はもちろんですが、土・日・祝も診療している為に、ご多忙なコンタクトレンズ治療希望者や眼鏡処方箋希望の患者様も多く、特にコンタクとレンズに関するトラブルやご相談は納得のいくまで、説明させていただきます。スタッフにも眼鏡士やコメディカル講習受講者も多い診療所です。手術は実施していませんが、重篤な症状の方は、通院しやすさを考えて患者様の御希望の施設の紹介をするネットワークも完備しております。