嬉野市に平成30年4月にオープンした「うれしの茶交流館 チャオシル」は、市内の名産品であるうれしの茶のすべてがわかる体験型交流会館です。オープン以来多くのお客様にご来場いただきました。一年を通じて「チャノキ」の生態から「茶葉」を作るまでの工程を知ることができます。夏休み時期は自由研究のために訪れる学生もおり、地域に根差した施設としてご利用いただいています。地域文化の一つである「嬉野温泉」ともタイアップした体験学習も提供しております。全国に類を見ないテーマパーク型施設ですので、ぜひ一度は足をお運びください。

「うれしの茶交流館 チャオシル」では有料になりますが、お茶のいろいろなことがわかる体験学習を提供しています。特に、茶葉の違いに応じたお茶の入れ方教室や、茶摘みの季節のみ可能な茶摘み体験などが人気です。とくに茶摘み体験では、実際に生茶葉の香りや感触を楽しめるので老若男女どなたでもお楽しみいただけるでしょう。このほか、ご自身で実際に摘み取った茶葉から釜炒り茶を作る工程が体験できる手もみ体験のアトラクションもあります。実際にお茶がどのようにできるかを知ることで、嬉野市について、理解を深められるのではないでしょうか。

「うれしの茶交流館 チャオシル」では、嬉野茶の製造工場も見学いただけます。
工場では、蒸し製玉緑茶と釜炒り製玉緑茶を製造しており、この加工工程や使用する機械などを実際にご紹介いたします。製造工場の見学は要予約となりますが、この工程を知ることで、お茶をさらに身近なものに感じられます。見学後は、喫茶コーナーで嬉野茶を飲んでいただけますし、お茶請けとして味わえるお菓子も準備しています。
嬉野温泉の温泉水で抽出した染色水で作るお茶染めハンカチの体験なども準備しているので、一日中楽しみたい方にもおすすめです。