平成19年３月31日に国立病院機構高崎病院を定年退職して、4月より須藤病院に参りました石田です。よろしくお願い申し上げます。
　群馬大学第二外科に26年間在籍し、平成5年から国立高崎病院（現在国立病院機構）に14年間勤め、院長職を9年間経験いたしました。この間、医療制度改革が進む中で、病院運営も厳しい局面にありますが、質の高い、安全・安心の医療が求められ、地域医療の果たす役割がますます重要視されています。須藤病院には群馬大学時代に乳腺・甲状腺外来に来ておりましたが、今回再度安中に戻り、乳腺・甲状腺の患者さんを診ることになりました。この4月に「がん対策基本法」の法律が施行され、国家戦略でがんの撲滅を図ることになりました。いまだ死亡率の増加している乳がんに対して検診（マンモグラフィー）を普及させ、早期発見・早期治療を推進したいと思います。お気軽に乳腺外来（月・水・金）を受診して下さい。なお、高崎病院へは名誉院長として、毎週火曜日の外来は継続して診察し、また付属看護学校の講義も従来通りに受け持ちます。老体ではありますが、安中・高崎地域の乳腺・甲状腺医療に少しでもお役にたてればと、診察させていただきますので、なにとぞよろしくお願い申し上げます。