老化や障害により動かさなくなった関節や筋肉を無理のないように、トレーニングマシンを楽しむ感覚で行うリハビリです。
　無理せず、続けて行うことにより自立への回復・重症化の予防・介護負担の軽減などを目的としています。
＜方法＞
　トレーニングには三種目があり、利用者に軽い負荷を与えて反復運動（10回3セットを休憩を入れながら）行います。
　マシンは、フィットネスクラブで使用しているものとは違い、利用者が楽な姿勢でトレーニングできるようなっています。
＜“使わない筋肉”の再活動化＞
　高齢者が「歩くのが遅くなった」等動作性が低下する原因は、「体の至る所で使わない筋肉が増えてくる」事が原因です。
　これまで高齢者の身動きが不自由になったり、寝たきりになるのは筋力が弱くなった為だと考えられてきました。これは大変な誤解で、真の原因は筋力の低下ではなく、使わない筋肉の増加です。
　普段使っていない筋肉を動かしていく（再活動化）運動です。重りの負荷を軽くしての有酸素運動を行う事で、身体に有用物質の分泌を促したり、運動する事で心身の快適さを得る事が出来ます。
　又、心臓に与える影響は、入浴より軽く運動によるリスクが少ないのも特徴。
＜動作性の改善＞
　三種目のマシントレーニングをする事で、肩甲骨を中心に引き寄せる筋肉の再活性化、背骨をまっすぐ伸ばす筋肉の再活性化、股関節をまっすぐ伸ばす筋肉の再活性化、膝をまっすぐ伸ばす筋肉の再活性化を図ることで、立ち上がる時の動作や歩くときの動作が良くなります。
＜行動変容＞
　老化に対して、要介護化の本態である動作性の低下、体力の低下を改善し、最終的には行動全体が活発になる事を目指しています。実際に自信を回復してはつらつとした行動に戻る人が多く生まれています。
また、老化による活動力の弱まりだけでなく、脳卒中等の病気・障害そのものも改善することで促進因子の影響も軽減しようというのです。

【内科・呼吸器科/1F】
当クリニックでは、外来受診を出来ない患者様のために往診も行っています。通常は、午後からの対応になりますが、緊急を要する場合はこの限りではありません。ご遠慮なく相談してください。
休日・夜間でも具合が悪くなった場合は、可能な限り対処いたしますので、電話で連絡してください
健康診断(身長、体重、血圧、問診・診察、胸部写真、尿検査)や血液検査、心電図測定等も行っています。
<診療内容>
感冒、インフルエンザ(予防接種実施)などの内科一般 高血圧症、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病、その循環器、呼吸器、消化器、代謝・内分泌、アレルギーなどの疾患。

【パワーリハビリテーション/2F】
当医院では、デイケアセンターを利用する方に対して、理学療法士による個別リハビリテーションや介護予防(ﾊﾟﾜｰﾘﾊﾋﾞﾘﾃｰｼｮﾝ)を実施しています。又、肩こり、腰痛、膝の痛みなどに対して低周波治療器、ウォーターベッド、マイクロ波治療器などを用いた物理療法を行っています。これらの機器を使用することで、痛みをやわらげると共に、リラクゼーションにも効果があります。
理学療法士 西 知代

【イーデイケア/3F】
デイケアでは、介護や支援が必要な方が、理学療法や作業療法その他の必要なリハビリテーションを受けることができます。

<目的>
介護や支援が必要な方が、出来る限り自立した日常生活を送れるように、身体や精神機能の維持回復を図ることです。このことにより
①生活のリズムを保つことができ心身機能を維持、増進し、健康の管理とケアが受けられるようになります。
②集団リハビリテーション、グループ活動、レクリエーションを通じて積極的に生活していく姿勢を持つことが出来るようになります。
③各個人にあった機能訓練によってADL(日常生活動作)の向上を図ります。
④家族の介護の負担を軽減し、看護や介護の学習の場にもなります。
<イーデイケアのリハビリテーション>
通所リハビリテーション計画に基づいて、リハビリ専門職である理学療法士(PT)によって、利用される方の個別リハビリテーションを行います。その内容は筋力強化訓練、関節可動域訓練、基本動作訓練、歩行訓練、日常動作訓練などです。
そして、日常生活を送る上で必要な心身機能の維持回復と向上を目指して、集団リハビリテーションを行います。これには、体操、歌、デイルームゲームなどを行います。
<施設見学について>
ご利用をお考えになる際には、まずイーデイケアを見学していただき、雰囲気を実際に感じてください。見学を希望される方は、お気軽にお問い合わせください。
見学にあたりましては、スタッフがデイケアでの活動の実際についてご説明いたします。