オワリフジオオミヤセンゲンジンジャ

尾張冨士大宮浅間神社

天下の奇祭石上げ祭や預け子大祭で有名な愛知県犬山市の神社
神社
  • 神社
エリア
愛知県犬山市
最寄り駅
名鉄小牧線 羽黒駅 から車で約8分
名鉄犬山線 犬山駅 東口から車で約10分
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御由緒
大宮浅間神社の創建は、天平元年(729年)2月に邇波県主の裔、道直の観請によって建立されました。
初め山頂に鎮座しましたが、祭祀・参詣に不便であり山麓に遷されました。
当時神社内に、大日霊社を別に祀ってありましたが、天正年中(1573年~1591年)に合祀されました。
古くから武将や名門の信仰が厚く、織田信長は社殿を造営寄進し、また、犬山城主の小笠原和泉守吉次からは、山林や田畑の寄進を受けました。
さらに、徳川・成瀬の両家からも種々の神宝の奉納があり、毎年、国家安泰の祈願がなされました。

神社の御山は、駿河国の冨士山と型がよく似ているので「尾張冨士」と称し、本宮・中宮・奥宮に同神を祀り、一般の参拝に便利よくしました。
また境内には、十八社の末社(神明社・熊野社・伊豆社・白山社・日吉社・鹿島社・三島社・箱根社・冨士浅間神壐社・釜岩社・日之御子社・中宮社・三輪社・八幡社・戸隠社・宗形社・大社・猿田彦社)が祀られています。

【御祭神】
◇天照大御神(あまてらすおおみかみ)
◇木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
天下の奇祭 石上げ祭
石上げ祭は「山の背くらべ」伝説にあるように、昔ある信者が尾張冨士に登り、願い事を石に記して祈願したときの事です。
その夢枕に御祭神 木花開耶姫命が現れ、尾張冨士が隣の本宮山より低いことを大いに嘆かれました。
そこで信者は、木曽川の清浄な石を拾い上げ、山頂に積み上げましたところ不思議にも願いが叶ったとのことです。
そのことが村から村へと伝わり、相次いで大石を奉納して富貴長命・子孫繁栄・五穀豊穣を祈願したのが石上げ祭の始まりであります。

石上げの祭りの起源は「古くから…」と伝えられておりますが、約160年程前の江戸時代、天保7年(1836年)「天保の大飢饉」の翌年の年から盛大になり、最盛期は大正から昭和の時代前半にかけてであります。
またこの石上げ祭は、古来陰暦の6月1日に行われていましたが、現在は毎年8月の第1日曜日に行われています。
預け子大祭
尾張冨士大宮浅間神社の御祭神 木花開耶姫命さまは、焔が燃えさかる産屋にて3人の御子さま(火照命・火須勢理命・火々出見命)を安産されました。
その後、御子さまたちは木花開耶姫命さまのご加護を受けて健やかに成長されました。
そこで、この御神徳がいただけるように、子どもの神さまの御子としてお預けし、よりいっそう厚いご加護を受けようとするのが「預け子」のならわしです。
20歳なるまで神さまの預け子となり、無事成長を祈願します。

尾張冨士大宮浅間神社の基本情報

スポット名 尾張冨士大宮浅間神社
TEL 0568-67-0037
住所 〒484-0057
愛知県犬山市字富士山3
営業日
受付時間:
9:00~16:00
不定休:
お問い合わせください
HP http://www.owarifuji-sengenjinja.com/
駐車場 あり

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