≪日本の製造業を支える切削加工技術≫

人やモノを安全に快適に輸送する自動車、生産現場の自動化を支える産業用ロボット。
極めて高精度な品質が要求される分野だけに、搭載される部品ひとつにも高度な品質と信頼性が求められます。
こうした分野における試作部品の精密切削加工を行う試作課、高品質な量産部品の安定供給を担う流動課は、高度な技術を有し、お客様からも高く評価されています。
単品からの試作品や少量多品種、量産品まで幅広く対応が可能です。


≪先端設備と高度な技術で
　　　　　可能性を切り開く≫

アルミニウムの削り出し加工をはじめ、アルミニウムやマグネシウム素形材の加工、複雑かつ難解な加工、少量多品種のモノづくりを得意としています。図面に忠実に加工を行うだけではなく、実際に加工しなければわからない課題を抽出し、解決するための提案もお客様に行います。治具も自社で製作し、鋳型の手配および加工、表面処理も一貫して対応することで高品質の確保と短納期を実現。
熟練の加工技術と最新の機械設備の能力を組み合わせることで、お客様の多様な要求に応えるとともに、今後は新たな分野にも挑戦していきたいと考えています。

≪精巧かつスピーディーな
　組み立て業務で、ニーズに応える≫

眼鏡機器の部品調達（一部の部品は自社で製作）から組み立て、出荷までを行う組立課。世界に輸出される高品質な眼鏡関連機器を組み立てるため、各種部品を正確に効率よく組み付ける技術やノウハウを駆使し、さらに1,000点以上の部品の管理、チリやホコリを極力排除するクリーンな作業環境づくりも徹底して行っています。また、各工程間でのスムーズな連携が高効率かつ精度の高い作業につながるため、従業員同士のコミュニケーションにも注力。技術の向上とともに生産体制の整備に力を入れ、お客様が求めるクオリティ、納期を確保しています。


≪新たな分野を視野に入れ、
　モノづくりの夢を広げていく≫

自社で部品を製作・調達し、自社で組み立て、ひとつの製品を完成させる。自らで一貫したモノづくりを行う自社製品、メイド イン セイワの製品を実現させることは夢のひとつです。こうした未来への展望を実現させるためにも、組み立ての技術・ノウハウは欠かせません。組立課では日々の業務を通じてより高度な組み立て技術とノウハウの蓄積に努めています。今後はクリーンルームの整備など、より充実した作業環境づくりを図り、より高精度が要求される医療機器や精密機器の組み立て業務にも取り組んでいきたいと考えています。

≪品質の向上とお客様満足のため、
　徹底した品質検査を実施≫

厳しい精度要求にも確実に応えるため、セイワでは加工や組み立て技術力のみならず、品質保証力にも磨きをかけています。現場で加工した部品が図面に忠実な寸法・形状に加工されているか、各作業工程で技術者が検査を実施。さらに、完成した部品は検査課によって厳格な品質チェックを行い、精度要求をクリアできていない部分があれば現場に戻し、完成度を高めます。特に試作部品は難易度の高い複雑な加工が多く、高精度が要求されるため、三次元測定機をはじめ、形状測定機、表面粗さ計など各種検査設備を用い、妥協のない品質管理を行っています。


≪トップ直轄の品質保証部門により、
　　　　　　　　高品質を約束する≫

セイワはISO9001・2015の品質マネジメント認証も取得し、それにもとづく品質保証活動を実施しています。また、お客様のさらなる信頼を得るためには、高品質なモノづくりを安定的に提供することが必要であると考え、品質保証課を設置。トップ直轄の部署とし、品質保証力を強化しています。品質保証課では、つねに品質の維持・向上をめざし、製造部との連携のもと、人材育成の強化や作業環境の改善、検査マニュアルの整備などにも力を入れています。