タムラシュゾウジョウ

田村酒造場

田村酒造場のエッセンスをプラスした「田村酒造場らしい酒」を目指す
企業・事務所
  • 醸造
エリア
東京都福生市
最寄り駅
JR東日本青梅線 福生駅 西口から徒歩10分
福生市役所から徒歩12分
田村酒造場に行く前にチェック!
お気に入りに追加
お気に入りを解除
文政5年から続く酒造場
東京都福生市には、文政5年創業の田村酒造場があります。代々田村家は、江戸時代の福生村において村の政治を行うなどの明主の家柄でした。9代目の勘次郎が酒造業を興したのが、田村酒造場の始まりです。
田村家の敷地内には、酒造りに適した良質の水が出る井戸があったことから、瞬く間に田村酒造場のお酒は人気となりました。当時酒造業というと関西中心でしたから、江戸幕府は「江戸地廻り酒」として、田村酒造場の酒造りを奨励しました。
勘次郎は今でいうチェーン店の様な組織を作り上げ、店蔵の数は24にものぼりました。この発展の影には、「丁寧に造って、丁寧に売る」という家訓を忠実に守る事を貫いたからに他なりません。
研ぎ澄まされた人の和によって誕生した名酒
文政5年創業の田村酒造場は、昭和48年に15代目の半十郎によって、田村酒造の代表作となる「まぼろしの酒 嘉泉」を誕生させました。嘉泉は田村酒造場のベストセラー商品で、このお酒を生み出した背景には、酒造りには「和醸良酒」が必要という心構えがあります。
酒造りはチームワークが何より大切です。もちろん良いお水やお米も大切ですが、何より大切なのは人であり、良質なお酒ができる現場には、研ぎ澄まされた人の和があるということを、田村酒造場の杜氏たちは心得ているのです。
約1時間ほどで観光できる蔵見学が人気
田村酒造場では、12月、1月を除いて、蔵見学を受け入れています。10名以上であれば、公式サイトのお申し込みフォームから見学を申し込むことができます。
所要時間は約1時間ほどで、田村酒造場の社員によって、敷地内の各スポットを見学したあと、試飲をすることができます。お酒が好きな方や酒造りを見てみたい方の申込みをお待ちしております。
有形文化財の蔵や水車小屋
田村酒造場の敷地内にある建築物や工作物などは、国の登録有形文化財に指定されています。
例えば白壁が美しい酒造蔵は、切妻造り・黒釉薬塗り浅瓦で葺いてあり、白と黒のコントラストが目を引く建築物です。文政5年頃の建築で、大正7年に改築しています。
現在お酒を展示・販売しているギャラリーとして使われている前蔵は、文化13年(1830年)の資料によると、お米の貯蔵蔵として使用されていたことが記されています。
大正時代後半に建てられた上水石垣や、昭和時代前半に建てられた旧水車小屋及び脇蔵なども、当時を偲ばせる素晴らしい建築物として大切に保存されています。

田村酒造場の基本情報

スポット名 田村酒造場
TEL 042-551-0003
住所 〒197-0011
東京都福生市福生626
営業日
営業時間:
8:30~17:00
定休日:
日曜・祝日(※冬季を除き月曜も休業)
HP http://www.seishu-kasen.com/
PAGE TOP