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足利厄除大師 龍泉寺

福聚山 龍泉寺は、元久2年(紀元1205年3月)に開創の比叡山の直末寺でございます。
寺院
  • 仏教寺院
エリア
栃木県足利市
最寄り駅
JR東日本両毛線 足利駅 からタクシーで5分、徒歩約25分
東武伊勢崎線 足利市駅 からタクシーで10分
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~天台宗 龍泉寺縁起~
当寺は、元久2年(紀元1205年3月)の開創であり、権現堂と称し比叡山の直末寺である。開山は叡海地蔵上人様であり、紀州那智(現在の和歌山県)の人である。ある夜の夢に異形の人が現れ、告げて曰く「吾と汝と共に日本60余州を巡礼し、66部の経典を各霊場に納め、汝は是れ我なり」と言うなり霞の如く消失したという。上人は夢より覚めると、諸国の霊場巡礼の旅をし、下野国足利郡に来たり、此の地に霊感を感得する。即ち霊夢に見る所の地と思い、一堂を建立し、熊野権現を勧請し安置す。
此が権現堂の由来であり、時に上人御年66歳、翌年元久3年上人は当地に於いて入寂する。
室町幕府時代の末までは足利氏の帰依が厚く、特に第14代将軍足利義栄は当寺に、福聚山心性教院龍泉寺の号を定め、命により永禄11年 天台座主 二品応胤親王より比叡山戒心谷の永代末寺に定められ末寺十八寺を擁する地方の本寺格となった。桃山時代に入り、足利城主長尾但馬守顕長は当寺の霊仏を厚く帰依信仰し、館林に楞嚴寺、及び薬師12神将等を寄進した。しかし長尾家滅びし後、当山も衰退し、江戸時代正徳の頃、当山の元三大師(厄除け大師)を再興し、厄除けの守護仏として、其の名を近郷近在に知られ、元旦より2月3日は大祭を執行する。
現在本堂には、比叡山根本中堂に1200年の間消える事なく輝いている「不滅の法燈」が比叡山根本中堂より分灯され連綿と光り輝き続けている。

【天台宗とは】
浄土宗の法然上人、浄土真宗の親鸞上人、曹洞宗(禅宗)の道元禅師、日蓮宗の日蓮上人、時宗の一遍上人、融通念佛宗の良忍上人など、かっての日本佛教界の名僧達は、いずれも幼少のときから比叡山で修行し、山をおりてから、それぞれ一宗一派をなした。そのために今でも比叡山を祖山又は母山と呼んでいる。

足利厄除大師 龍泉寺の基本情報

スポット名 足利厄除大師 龍泉寺
TEL 0284-41-5685
住所 〒326-0044
栃木県足利市助戸1-652
営業日
拝観時間:
厄除け・各種ご祈願などは、お電話にてお問い合わせください。
年中無休:
年中無休ですが、厄除け・各種ご祈願などは、お電話にてお問い合わせください。
HP http://ryusenji.net/
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