当社は、1978年の第1号店オープン以来、多くのお客様に支えられ、順調に店舗数を増やし事業を拡大してまいりました。
ご来店いただくお客様に、昨日よりも今日、今日よりも明日と、少しでもよい商品・サービスをご提供できるよう、日々の成長を積み重ね、世の中の変化に対応するとともに、私たち自身が新たな変化を創り出し、より大きな満足感を感じていただけるよう腐心してまいりました。
現在は、均一化された商品・サービスを全国どの店舗でもご提供するというチェーン店の使命を果たしながら、それぞれの店舗が個店としての特色・特長を打ち出していく「ストアレベルマーケティング」というチェーンストアの枠を越える取り組みを積極的に推進しております。
第5次中期経営方針（平成27年5月期～平成29年5月期）では、「事業基盤の更なる強化と新たな領域へのチャレンジ」をテーマに掲げております。
これまでの「変化対応　変化創造」という基本姿勢は継承しつつ、今一度「成長」に対する意識を高め、

1.CoCo壱番屋事業の国内における更なる掘り起こし
2.海外展開の強化
3.メーカーとしての機能強化やアグリビジネスといった新たな領域へのチャレンジ

などに注力していきたいと考えております。
私たちは、経営目的として掲げております「会社に関わる全ての人々と幸福感を共有すること」を実現するために、全社一丸となって、業績の安定的かつ持続的な成長を目指してまいります。
今後とも温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 浜島俊哉

私たちは、「社是」「ミッション」「経営目的」の三つを企業理念として掲げています。これらは、企業経営の土台であり、企業理念に沿った正しい判断・正しい行動によって、事業の永続的な発展を目指しています。

■ 社 是
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～ニコニコ・キビキビ・ハキハキ～
「いつもニコニコ笑顔で、キビキビと動き、ハキハキと受け答えする」。
略して「ニコ・キビ・ハキ」とは、私たちがこだわり続ける、日々の実践の基本です。
言葉では簡単ですが、感謝の気持ち、前向きな意欲、最善を尽くす努力などをしっかり身につけていなければ、高いレベルを維持することはできません。
私たちは常に当たり前のこととして実践するよう心がけています。

■ ミ ッ シ ョ ン
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～経営を通じ人々に感動を与え続け、地域・社会に必要とされる存在となること～
私たちは、食を通じたサービスをお客様に提供しています。数ある飲食店の中から、私たちの店に足を運んでいただけるのは、お客様の期待にお応えすることができているから。しかし、私たちにとってのゴールは期待を超える感動をお届けすること。
その感動の先に、私たちが目指す、真に地域・社会になくてはならない存在があるのです。そこに到達することが私たちの使命です。

■ 経 営 目 的
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～会社にかかわるすべての人々と幸福感を共有すること～
私たちの究極の目的は、お客様の空腹を満たすだけでなく、笑顔、満足、感動とともに幸福感を感じていただくことです。
そして、この幸福感をお客様だけでなく当社にかかわるすべてのステークホルダーと共有し、国境を越えて世界中に幸せの輪を広げていきたいと考えています。

食の安全・安心に対するお客様の関心が高まる昨今、私たちは問題が発生する前に手を打つ「予防」を第一に考え取り組んでいます。
その大きな役割を果たすものの一つがアンケートはがき等で寄せられる「お客様の声」です。
その声に常に敏感に対応し、自らも心からおいしいと感じられる食材を自信を持ってお客様に提供する。
そのために必要な取り組みを部内3つの課が連携を取りながら、継続的に行っています。
これが「ココイチの品質」です。
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● 組織紹介
≪ 店舗品質保証課 ≫
・『店舗の衛生』を確認・指導（営業停止権限あり）
・『配送センターの衛生』を確認・指導
・『衛生講習会』により店舗従事者への教育・指導
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● 工場品質保証課
・『協力工場・原産地の衛生』を確認（取引停止権限あり）
・『自社工場の衛生』を確認、指摘改善事項の効果検証
・自社検査（微生物、食物アレルギー、官能検査など）
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● 商品品質保証課
・『協力工場・原産地の衛生』を確認（取引停止権限あり）
・品質情報の管理（規格書、アレルゲン、原産地情報など）
・外部委託検査結果精査（残留農薬、動物性医薬品など）
・食品情報の監視（省庁、輸入検疫情報、自主回収情報など）
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■ 安全・安心の取り組み

(1)原料生産段階の確認
使用食材の原料はリスクレベルに応じて現地まで確認します。
*生産時の生育履歴、使用薬履歴などを確認します
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(2)工場加工段階の確認
自社をはじめ協力工場を定期的に確認することで、管理レベルを保ち、食材の安定供給に努めています。
*自社基準「食材別のリスク区分と視察ステップ」に沿って監視します
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(3)規格書段階の確認
食材ごとの「規格書」を取引先から入手・確認し、品質情報などに活用します
*法令及び自社基準の順守
*使用原材料の微生物基準やアレルゲン・原産地・残留農薬などの履歴管理
*食材の表示内容や製造工程図
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(4)検査段階の確認
社内外で定期的に検査し、品質の客観的な検証を行います
*味などの官能検査や年度、糖度、PH
*微生物や食材アレルギー物質
*残留農薬や残留動物用医薬品（抗生物質等）
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(5)配送段階の確認
工場と店舗をつなぐ重要な中継地点であり、衛生面を定期的に確認します
*個人衛生、施設衛生、商品衛生、冷蔵・冷凍庫衛生、その他の衛生
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(6)店舗・調理段階の確認
お客様に提供する直前の使用状況を定期的に確認します
*100項目以上になるチェック表を用いて店舗全般の衛生を確認
*提供する直前の食材をサンプリングし微生物検査を実施
※衛生面の管理レベル次第では、自主的に営業停止・警告を行う場合もあります
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お客様にご提供