重症心身障害児(者)のための事業を展開している秋津療育園は、創立者・初代理事長　草野熊吉氏の唱えた「福祉は本音で、療育は人の手で」をモットーに揚げ、さらに創立者と共に施設の確立のため苦難の道を歩んでこられた草野時治氏（前理事長）がこの考えのもと重症心身障害児(者)の療育に当たって日夜にわたり努力を重ねるよう全職員を育て上げ、現在に至っております。

社会福祉法人 天童会 秋津療育園は、児童福祉法に基づく医療型障害児入所施設及び障害者総合支援法に基づく療養介護事業を行う施設で、その対象は重症心身障害児者の方々です。
社会福祉の基礎構造改革をはじめとして、時代と共に福祉の機能や役割は将来にわたって変化してまいります。これからは理念を確実に実行に移すことが大切であり、法や制度の変革にとらわれずに、秋津療育園はこれまでの療育の積み重ねを大切にし、職員と共に将来に向けて、より療育内容の充実を図り、重症心身障害児(者)の命、健康、生活を守ってまいりたいと願っております。

理事長 村田 篤志

当園は利用者の方々が生涯利用する施設であります。
医師や看護師・リハビリなどの医療スタッフと指導員・保育士・介護福祉士・栄養士・調理師などの生活を支援するスタッフが4つの病棟でそれぞれに医療・看護・訓練・生活介護・余暇活動等に従事しております。利用者の方々の命を守り、苦痛の軽減に努め生活をサポートしております。
利用者の方々の生活において、生きる権利を保障し人としての尊厳を大切にして、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的に見た生活の質を考慮したその人らしい人生を築けることを私たちは応援しております。

＜1日の生活リズム＞
充実した日々を過ごせる様に、日々の生活の他に、個々に沿ったプログラムやグループ活動・全体行事を取り入れております。
6:30…起床・更衣
7:00…朝食
8:00…モーニングケア・朝の会・水分補給・トイレ・日中活動
11:00…昼食
12:00…歯磨き・水分補給・トイレ・取り組み・曜日により入浴
17:00…夕食
18:00…歯磨き・トイレ・更衣・個別に活動
21:00…就寝