石狩幸惺会病院は石狩北部に位置し、札幌市屯田より車で10分程の所に位置しています。周囲には石狩庁舎や図書館等、緑豊かな公園があり環境に恵まれた立地にあります。
看護部では病院理念に基づき患者様を第一とし、安全・安心・満足を提供できる看護常に追及し、日々研鑽しており、社会環境の変化や医療の進歩に対応できる看護サービスを提供できる看護体制の整備にも努めていきたいと考えております。
また、小規模病院ならではのコメディカルの協同・連携でチーム医療を展開しております。

当院は治療・予防医学を2つの柱とした医療活動を行っております。
今起きている病気を治療すること、24時間急患の方や救急車を受け入れること、大病を患った後のリハビリテーションを通じて社会復帰に貢献することも我々の大事な使命です。ですが、そこに至る前に「脳ドック」「睡眠時無呼吸症候群の治療」「栄養指導」を通じ病気になりにくい体づくりを皆様と共に目指すことが、病気を未然に防ぐことが我々本来の使命だと思っております。

▼脳神経外科
≫脳ドックのご案内
「脳ドック」とは脳に重点をおいた専門の健康診断です。脳卒中や脳出血など人体に影響を与える脳の疾患を未然に発見・防止するために80年代後半から導入されています。
「人間ドック」は脳を含む心臓、胃など全身の器官の検査を行いますが、脳ドックでは脳の血管状態などより詳しい検査が可能です。MRIやCTといった機器を使い、ありとあらゆる角度で脳の断面などを撮影。脳疾患が潜んでいないかを検査いたします。脳の疾患は自覚症状がわかりにくく、気づいたら発症してしまったというケースがあるため、当院では精密な機器で疾患がないかを検査することをお奨めしています。
日本の三大死因のひとつでもある脳卒中などの脳疾患による死亡率は、少しずつ低下の傾向にあります。
これは国民の脳疾患に対する意識が向上してきているともいえるでしょう。ぜひ「脳ドック」で自分の脳の状態を知り、脳疾患について向き合ってみましょう。

▼睡眠医療外来
「寝ても熟睡感が得られない」「いびきがひどい」「朝なかなか起きれない」「昼間でも眠気が襲い、仕事や車の運転に支障をきたす」などの症状でお悩みの方は、睡眠時無呼吸症候群（SAS）・不眠症・睡眠覚醒リズム障害などが疑われます。
『睡眠医療外来』では、そのような方にまず外来で診察を行い、睡眠障害を疑われる方には、終夜睡眠ポリグラフ検査により診断し治療を行う専門外来です。

▼物忘れ外来
1. 近頃、物忘れがひどくなってきたと心配になってきた
2. とっさに人や物の名前が出てこなくなった
3. 物をどこに置いたか忘れることが多くなった
このような症状で不安を持っている方、気になる方を対象に専門医が診断・治療に当たります。
物忘れには、年相応の生理的なものから、認知症などの病気が原因で物忘れが急速に進む場合があります。

≫認知症を起こす主な病気として
・アルツハイマー型認知症
・脳梗塞や脳出血による脳血管性認知症
・その他、慢性硬膜下血腫や甲状腺機能低下症など
気になったとき早めに診断を受けて、早期に治療（薬など）で症状を改善することができます。