平成11年から地域の皆様が安心して暮らせるよう、整形外科を中心とした医療を提供させて頂いております。平成12年には、良質な医療の提供を目的として医療法人を設立し、平成17年には、医療と介護の連携を図るため通所リハビリテーションを医院に併設いたしました。

医療は病気の予防に始まり介護に終わります。
現在多くの医療機関は、図らずも病気にかかった人に対し、その病気を治すことを仕事にしています。
しかし『医療の本質』は病気にかかりにくくする”予防”に始まり、病気に対する行為である”治療”があり、病気により抱えた障害を軽度化し生活をし易くして社会復帰へと導く”復権のための支援”があると思います。
　”病気を治す行為”は勿論医師として重要な責務でありますが、病気を治してその方が「どうなりたいか？」「何がしたいか？」を考えながら医療にあたることが大切だと感じます。難病を治す”名医（神の手）”も必要ですが、人を診る・人を治す”良医”がもっと必要なのです。

皆様が住みなれた地域で、安心してお過ごし頂けるよう、医療と介護の両面から支援し、誰もが住みなれた地域で楽しく生きがいを持って生活できるよう、心血を注いでまいりたいと思います。そして、地域の方々から『喜んでもらえる医療』『自分が受けたい医療や介護』がここにあると感じてもらえる医療機関・介護施設をめざし、地域の方々とともに発展していきたいと思っています。

理事長 井上 貴雄