医療法人医心会 みえ記念病院は、大分県豊後大野市三重町で、医療・福祉・生活が一体となった『ニコニコ生活村』構想の拠点として平成元年(1989年)に開院した三重診療所を前身として、平成10年(1998年)に40床の病院としてスタートしました。
「みえ記念」という名前は、ニコニコ生活村の医療拠点を記念する意味と、当時三重町にあった大分県立三重病院(現在は豊後大野市民病院がその役割を継承)と名前が混合せずに、親しみのある名称を意図して公募で決まりました。
以来、三重町を中心とした地域はもちろん、県内各地から患者さんが来院されています。現在は臨床経験20年以上でホームドクター(家庭医)として幅広い診療を行う常勤医(内科・整形外科・綜合診療)を中心に、循環器内科・消化器内科・呼吸器内科の専門外来や、往診・訪問診療など地域本位の医療を行っています。また看護師・理学療法士・管理栄養士・診療放射線技師・生活相談員・看護助手など、病院スタッフの真摯な姿勢と技術が地域で高い信頼を得ていることも当院の特徴です。
大分の田舎の小さな病院ですが、地元はもとより都市部の専門医療機関と密に連携しながら、初期診療からターミナルケアまで、患者さんとご家族の生活に末長く寄り添う医療を目指しています。

■標榜科／内科、整形外科、漢方内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、外科、小児科、リウマチ科、リハビリテーション科
■労災・生活保護・原爆医療指定
■外来時間
　[平日]　9:00～12:30、14:00～17:30、18:00～19:00
　[土曜]　9:00～12:30、14:00～17:30
　　※上記時間外、日曜日・祝日は当直医が対応します。
■病床数／40床(10:1 看護)
当院では整形外科疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、スポーツ障害など、様々な疾患を対象に個々の病態に合わせて、急性期・回復期・生活期のリハビリテーションを早くから行っています。最近では筋肉量が低下して回復の妨げとなる「サルコペニア」を予防するために、栄養リハビリテーションの考え方が重視されつつありますが、管理栄養士をはじめ病院スタッフ全員で患者さんの体調を整えながら、基本的動作能力(寝起き・座る・立つ・歩く)の機能維持と改善を行い、円滑な家庭復帰や社会復帰につなげたいと考えています。