八王子高校での教育実績を生かして、社会で活躍できる「有為な人材」を育成します。
【理事長 佐藤 寛文】
今年、創立85周年を迎える八王子高等学校は、自由な雰囲気の中にも規律ある校風を伝統としています。文武両道を目指し、ここ数年の間に教職員の地道な努力が結実して、大きく飛躍しました。
今、世界は激しく変化しています。先行き不透明な時代を迎えて、日本人は新しいことに取り組む意欲をなくし、自信を失いかけています。このような時代には、現状に耐えながら、将来の展望を描いていく姿勢が求められます。
中学生は、将来について具体的に考え始める段階です。目標を定めて日々努力し、目標達成のために必要な学力、体力、精神力を養っていくことが大切です。中学校はこれらのことを身につける基礎づくりの場であり、自分の好きな科目を伸ばすだけでなく、苦手な科目も積極的に学ばなければなりません。特に言語力を習得し、国際性豊かな教養を身につけ、自然観察や数学を学び、論理力を磨き、芸術鑑賞を通じて感性力を高めること、そしてこれらの力を互いに関連させて、相乗効果を発揮させることが重要です。
人間にはいろいろな能力がありますが、最もすばらしい力は、夢を描き、努力することです。八王子中学校では、八王子高校で築いてきたノウハウをもとに、学力と人間力を高めながら、一人ひとりの夢を育んでいきたいと思います。将来、社会の各方面で活躍する、有為な人材に育つことを期待しています。

八王子中学校が変わる。学びが変わる。
【学校長 小山 貢】
2016年、東大・医進クラスを開設します。 少人数で行う探求ゼミで知的好奇心を育て、 ネイティブによる英会話の授業ではグローバル社会で求められる実用的な英会話能力を養成します。
電子黒板とタブレットを活用して授業のレベルアップをはかるとともにICTリテラシーを身につけ、アクティブ・ラーニングにより理解の深化と表現力の向上をはかります。
また、分かりやすい授業を実現し一人ひとりの能力や特性に応じた学びを保障するとともに、生徒たち同士が教え合い学び合う恊働的な学びを育てます。

≪一人ひとりの能力と個性を伸ばし、7年後の「人間力」を見据えた3コース3クラス3類系≫
　●文理特進コース
　　東大をはじめとする難関公立大学と早慶上理に重点を置き独自のカリキュラムで
　　現役合格を目指す。
　●進学コース
　　特徴のある3クラス3類系で各自の能力と適性を伸長させる学力育成で現役合格
　　を目指す。
　　　　＊文理選抜クラス
　　　　　　国公立大学と難関私立大学を文理特進コースと同様なカリキュラムで
　　　　　　現役合格を目指す。
　　　　＊文理進学クラス
　　　　　　MARCHレベル以上の大学への進学とクラブ活動の高いレベルでの
　　　　　　「文武両道」を目指す。
　　　　＊総合進学クラス
　　　　　　日東駒専レベル以上の文系4年制大学及び音楽系大学・美術系大学への
　　　　　　進学を目指す3類系。
　　　　　　・進学系　・音楽系　・美術系
　●アスリートコース
　　全国大会を目指すとともに、学力育成により文系4年制大学や体育大学への
　　現役合格を狙う。
＝個性と能力を伸ばす3コース制＝
東大をはじめとする難関国公立大学・早慶上智レベルの難関私立大学合格を目指した「文理特進コース」では、7時限目の授業や夏季休暇中には12日間の授業を実施し、受験に必要な科目を重層的に学習します。
「進学コース」文理選抜クラスでは、国公立や早慶上智レベルの大学進学を目指すとともに文理特進コースと同じカリキュラムながら夏休みは希望制の講座にしクラブ活動にも参加できる環境を備えています。
「進学コース」文理進学クラスでは、現役でMARCHレベル以上の私立大学合格を目指すとともにクラブ活動との両立をはかります。
これら文理の冠が付くコース・クラスは、2年次より生徒の進路に合わせ、文系クラス理系クラスに分かれます。また、確認テストと放課後のリピート学習がセットになったCRPと呼ばれるプログラムを行っています。
「進学コース」総合進学クラスでは、進学系/音楽系/美術系の３類系の選択ができ、自分の適性を伸ばすとともに学校生活に熱く燃えクラブ活動や委員会活動に力を発揮するクラスです。
「アスリートコース」は、精神と肉体の両方を鍛え、将来は社会で広く活躍するトップアスリートの育成を主眼としています。科学的な理論に基づいた指導により、運動能力と人間性そのものを高めていくことを目標にしています。また、スポーツだけでなく将来指導者として活躍する生徒のために文武両道を目指し、大学進学にも力を注ぎます。尚、アスリートコースの生徒は、本校の強化指定クラブに所属することが前提となります。
様々な能力や適性を伸ばす環境の中でお互いが切磋琢磨し充実した学校生活を送ります。