私たちは、増大する障がい者の福祉ニーズに応えるため、平成24年4月1日から『障がい者総合支援センター 心陽』として新しく出発し、『知的障害者授産施設 心陽学園』の開設から20年を経過致しました。
これも一編にこれまで温かいご指導とご鞭撻を賜りました関係各位、地域住民のみなさま方をはじめ、ご利用者・ご家族の皆様方のおかげと心より感謝申し上げます。
さて、昨今、福祉制度を巡っては変革の中にあり、私たち福祉従事者に任された使命や責任は重大で且つ、地域社会の中で果すべく役割やニーズは日々大きくなってきている現実があります。かかる現状下こそ障がい者に対して不安や動揺を与えず安心して利用していただける環境づくりに傾注していかなければならないと考えます。
そこで、私たちは20年という節目を一つの契機に、さらに質の向上や事業経営の透明性の確保を図り、もって地域福祉の推進に努めます。

障がい者総合支援センター心陽では、それぞれの個性に合わせた作業や訓練を行い、働く喜びや生きがいを持って取り組んでいます。

●サポートライフ心陽 生活訓練事業
就労移行支援事業の2年間で就職などの目標達成が難しいと思われる方に対して、基本的生活就活習慣を身に付け、働くための体力、就労意欲を高める訓練を行います。また、楽しみながら地域で自立した生活ができるよう、スキルアップの支援を行います。

●サポートライフ心陽　生活介護事業
利用者が自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、常時介護を要する利用者に対して、入浴、排せつ又は食事の介護、創作的活動又は生産活動の機会の提供その他の便宜を適切かつ効果的に行います。

一般企業への就労が難しい方、離職された方、仕事をすることで社会的自立を目指したい方へ、働く場を提供するとともに、知識及び能力の向上のために必要な訓練を行います。また、知識や能力の高まった方で一般就労を希望される方へは移行へ向けての支援を行います。利用される方個別に活動内容を検討し支援を行います。

●ワークセンター心陽　就労移行支援事業
「一般企業への就職、福祉的就労」を目指し、本人のニーズ、能力に合わせて個別化したプログラムを作成し、職業準備訓練、現場実習を通して会社で働くために必要な力をつけるために支援を行います。

●グループホーム・ケアホーム事業
利用者が自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、必要な介護、支援及びその他の便宜を適切かつ効果的に行います。また、利用者の意思及び人格を尊重して、常に利用者の立場に立ったサービスの提供に努めます。さらに地域との結びつきを重視し、市町村、他の障害福祉サービス事業者その他の保健医療サービス及び福祉サービスを提供するものとの連携に努めます。
空き室につきましては、随時、ご相談下さい。
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