「身体上または精神上の障害があるために、常に介護を必要としているが、自宅での生活が非常に難しい方（要介護１～５の認定を受けた方）」にご入所していただく施設です。

　茂原市の西部に位置し、のんびりとした田園風景に囲まれた当は、『明るく家庭的な雰囲気の中で生活していただく』をモットーとしており、建物の特質を利用した小規模グループケアにより、ご入所者それぞれの特徴・個性に基づいたきめ細やかな介護を行っています。

　それにより、ご入所者の皆さまはもとより、ご家族様にも安心していただいているのではないかと私たちは感じているのです。これからも、「笑顔あふれる園」を目指してまいりますので、お気軽にご相談・ご見学にいらしてください。

【定員と設備】

　　定員　：　５０名

　　設備　：　◆居室　‥　個室・２人部屋・４人部屋

　　　　　　　　◆談話室（５室）

　　　　　　　　◆大食堂

　　　　　　　　◆浴室　‥　一般浴槽・中間浴・特浴

　　　　　　　　◆医務室・静養室

　　　　　　　　◆機能訓練室

　【サービスの内容】

　　●居室・食事・入浴等の提供

　　●食事・排泄・入浴等生活全般に関する介護

　　●各種イベント（夏：夏祭り、冬：餅つき大会、外出・外食等）

　ご入所に関することはもちろん、その他ご相談・お申し込み・ご見学は随時行っておりますので、ご連絡をお待ちしております。

日頃より、私共、社会福祉法人豊裕会特別養護老人ホーム真名実恵園の運営に対し、ご支援、ご協力を賜り心より御礼申し上げます。
昨年、富士山の世界遺産として登録、２０２０年東京オリンピック・パラリンピックが決まるなど明るいニュースに日本中が歓喜に沸きました。私も、６年後の開催を楽しみに待ちたいと思っております。東日本大震災でダメージを受けて国民に勇気と元気をもたらし、若者にとって夢と希望がもてる素晴らしいスポーツの祭典が成功する事を望みます。一方では、自然災害が猛威を振った年でもありました。台風２６号の影響で市内では、家屋の床上浸水など大きな被害が生じ、災害救助法が適用されましたが、お
陰様で、当施設は、大きな浸水もなく、入所者、利用者様におかれましては安全に過ごされました。
日本は、ますます高齢化が進み、団塊の世代が７５歳以上になる２０２５年には、４人に一人が高齢者となる超高齢社会が訪れます。２０１５年以降要支援１、２の利用者が利用する通所介護・訪問介護サービスは、介護保険から市町村へ移管し、利用者負担などは各市町村が独自に決めることで、サービスの地域格差が生じ在宅での高齢者支援に深刻な影響がでるのではないかと思います。　
そして、高所得者の利用負担額については、現状の１割から２割へ引き上げられ、また、特別養護老人ホーム　の入所基準を負担の重い「要介護３」以上の高齢者とする事で、（特例を設ける）今後の支援のあり方に懸念を抱くところでもあり、心痛む介護保険の改正でもあります。
　これからも、私共は、福祉施設の役割を踏まえ、日々、入所者、利用者への「おもてなしの」心を持って「明るく温かい家庭的な雰囲気があふれる園」を目指して参りたいと思います。

社会福祉法人 豊裕会
特別養護老人ホーム真名実恵園
施設長 　鬼島　修