1.コンセプト
　私達いすの木デンタルクリニックでは、病気には必ず原因がある。お口と全身、心は繋がっているとの考えから、お口の病気の原因を心身からも考え、治療だけでなく、1人1人にあった予防法や、アドバイスも行い、患者さんと一緒に感動できる歯科医院を目指しております。

2.他のクリニックと異なる魅力は？
　他の医院さんもそれぞれに特徴や魅力があると思いますが、私の医院では、まず人が財産でありますので、１人１人が魅力を持っています。みんな性格は明るく聞き上手だし、またそれぞれに得意なものもあります。例えばスタッフの１人は、リンパ健康管理士の資格を有しており、お口の治療で疲れた患者さんのマッサージも行なってもらってますが、大変喜ばれております。

3.得意とする診療
　これは、先程の質問とも少し重なりますが、口腔外科出身ですので、親知らずの抜歯や歯の移植、歯周病に対する外科処置やインプラント等以外にも、腫れのひどい患者さんに対し抗生剤の点滴や、口内炎、お口の乾燥に対する漢方薬の治療等も行なっております。
　また、歯ぎしりに対してマウスピースを使ったり、かみ合わせのチェックや治療を行います。そして、ほとんど治療には拡大鏡を使います。虫歯治療や根の治療などにも役に立ちますし、肉眼ではよく分からなかったものが見えるようになります。より正確な治療に近づけたいと思い使っております。

4.診療の上で大切にしていること
　まずは説明です。きちんと治療する場所を見てもらい、きちんと説明する。お互いに納得してから治療にとりかかります。これはどの仕事でも当たり前のことだと思います。そして、治療中も何を行なっているかを説明し、治療後の結果も見て頂きます。

また、歯を削る量は最小限になるよう心がけています。これは、私の出身大学である岡山大学歯科学部では、常に意識させられてきました。例えば金属より詰め物の方が削る量は少ないので、強度の問題が大丈夫そうなら詰め物で治療するとか、金属の土台より、白いプラスチックの土台のほうが削る量が少ないので、なるべく白いプラスチックの土台を使う等。岡山大学では、接着ブリッジという削る量の少ないブリッジの研究が盛んでしたので、そういうブリッジも行います。こういった最低限の削る量にこだわると、先ほど申した拡大鏡が必ず必要となります。虫歯の部分だけをより正確に、そして明らかに虫歯ではない部分を出来るだけ削らないようにする為です。

予防の方法ですが、病気には原因があるので、考えられる原因を探り、どうすれば予防できるかを説明します。口の中は見える場所ですので、上手くやればかなりの確率で予防が出来ると思います。それには、私とスタッフ、患者さんが一緒になって頑張る必要があります。その為、定期検診に来て頂き、そこで状態の変化のチェック、予防処置を行い、お口の健康の維持に努めます。