★“知性は知識からくるものにあらず”★

４月に開講した『梅子の子どもアトリエ』に、もうすでに２１名もの生徒が入会してくれました。
はじめは絵がかけなかった子も、梅子の芸術教室の本当の理念に基づいた指導により、もう今ではどの子もどんどん、とても楽しく、良い絵がかけるようになってきました。

絵がかけるとどうして楽しいのかといいますと、まず“自分の気持ちが表現できる喜び”。
そして自分自身の心が調和に満たされることの感動。

それはどのような言葉でも表現できない位、素晴らしい自分の中の美しい心と出会えることなのです。
ともすれば大人は、絵を技術的に上手にかこうといたしますが、子どもは上手でなくても心の中に表現したい感性があります。

その子の持つ内なるエネルギーが動きはじめると、素晴らしい、自分の世界の絵が表現でき、感動する心をも育てます。

子どもの頃は目に見えない素晴らしい才能をすべての子が持っています。
それを開花させるのが『梅子の子どもアトリエ』の大切な、大きなお仕事なのだと、深い意義と喜びを感じております。

2013.6.　　加藤梅子