代表挨拶

ケアブス代表の加藤正明と申します。よろしくお願いします。
私は22歳で塗装職人として就業しました。
様々な専門技術の習得や、多くの営業経験を経て、32歳で独立、個人事業主として塗装店を起業しました。
多くの人々に支えられ、企業から5年後、株式会社として、法人化したのがケエブスです。
その中で、私の価値観・人生観に大きな変化を与えてくださったお客様との出会いがありました。若い頃担当させて頂いたお客様で、まだ駆け出しで、飛び込み営業にも関わらず、ご自宅の塗装工事を任せていただきました。そこから良くお宅にお邪魔するようになり、お客様を紹介してくださったり、何かと気に掛けて頂き、大変かわいがっていただきました。
お届けものでそのお客様のご自宅に伺ったのは、ある年の秋頃でした。夕刻にもかかわらず、部屋の電気がついていなかったので不思議に思い、携帯電話へ連絡をしましたら、お客様は入院されていました。病院へ伺うと、痩せた感じがしました。何か思うことがあったのか、旦那様やお子様への心配をされていました。
そして、私の話もして頂きました。
気の聞いた言葉も掛けられず、元気になってほしいとの思いから精一杯の笑顔で別れましたが、翌年1月、急逝されました。
その方への恩や感謝の気持ちを共通するある方に話したところ、「仕事で返せばいいじゃない!!」という言葉を頂き、胸がスーッとしました。
そのころから、お客様に喜んでもらえるような、良い仕事をしよう!!と今までやってきました。そして、これからもずーっと続けていきます。
当社の経営理念は、当時の思いを原点に作成したものです。
この理念を大切にして、良い仕事を続けていきたいと思っております。