タケイチクリニック

武市クリニック

甲状腺専門。「最高の医療を患者様一人一人に」をモットーに診療を行っております!
病院・医療
  • 内科
エリア
広島県広島市南区
最寄り駅
JR各線 広島駅 南口から徒歩約10分
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院長からのご挨拶
広島大学医学部を卒業後、広大原爆放射能医学研究所(原医研)外科、広大第2外科で甲状腺診を続けてきました。
その間、原医研放射線誘発癌研究部門では甲状腺・副甲状腺・睡液腺の病理・発癌の研究を、
アメリカのUCLA(カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校)、ワズワース病院では加齢免疫の研究を行いました。

甲状腺疾患の診断にあたっては、「多面的甲状腺疾患診断法」と名付けた表、
A:甲状腺腫、B:甲状腺腫瘤(癌を含む)、C:甲状腺機能、D:自己免疫性甲状腺疾患、E:急性化膿性甲状腺炎、
そしてF:先天異常、のいずれに入るかを立体的・総合的に診断します。

甲状腺ホルモンは食べ物をエネルギーに変えるという仕事を担っており、高脂血症、高尿酸血症、
糖尿病をコントロールします。その中で肥満・高血圧等を含めた「生活習慣病」を診ることになります。
さらには甲状腺ホルモンは体の成長・知能の発育、精神的な躁とうつ、女性の生理・妊娠・出産・更年期症状、
そして老化(加齢)にも影響しますので、子供から老人までを幅広く診ることになります。
甲状腺の機能異常を整えるのが内科的治療で、主に機能冗進症のバセドウ病と低下症の慢性甲状腺炎(橋本病)が中心となります。

甲状腺癌を含めた腫瘤は外科的な診断と手術が中心です。
しかし癌以外の多くの腫瘤は、大きくない限り手術をしなくてよいのが殆どです。
腫瘤が超音波エコーで見つかると、エコーガイド下で針を刺して採った細胞を顕微鏡で癌かどうかを診断(穿刺診)します。癌の時はこの穿刺診にエコー診断を加えて術前に「甲状腺・頚部リンパ地図」なるものを用意し、
保存的縮小手術か、予防的拡大手術かを決定します。外科手術の対象となる甲状腺癌の多くは予後のよいもので、
ガンというとスグに命に係わると思われる方が多いのですが、これと差別化する為に私は「幸せ癌」と呼んでいます。

原爆被爆者の方、皆様お年をとられてきました。甲状腺の病気は家族性にみられることも多いため、
お子さん、お孫さんも一緒に来院されるようになっています。
広島の原爆被爆者で体得した甲状腺の診断と治療法は、チェルノブイリ原発事故やカザフスタンのセミパラチンスク核実験場での被災者検診にも役立ててきました。
近年は福島原発での甲状腺検診に、進歩したエコー診断装置が用いられ、子供のうちから甲状腺癌が発生している事も分かってきました。一生を通しての甲状腺診療が求められる時代に入っています。

院長 武市 宣雄
診療のご案内
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■ 甲状腺疾患について
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甲状腺は体の中で最も触りやすい首の中央部に位置し、愛情の印であるハート型をしています。
甘いリンゴの形とも言え、ハート型であることは大事な臓器であることを示していると考えられます。
甲状腺は、カラダの臓器の中でも最も小さな部類に属するものですが、
ヒトが成長・成熟していく過程において欠くことの出来ない甲状腺ホルモンの分泌を行っています。
甲状腺ホルモンには食べ物をエネルギーに変える働きがあり、このエネルギーで我々は体を動かし、
頭を使うことが出来ます。甲状腺ホルモンは食物(主に海藻)に含まれているヨード(ヨウ素)を材料として産生され、
身体の成長・知能・代謝・他の内分泌ホルモン、特に女性ホルモンの働きに重要な役割を担っています。
ヒトはこのホルモン無しでは生きていくことができません。
このホルモンバランスが崩れると体の色々な症状や疾患が生じ、乳頭ガンなどの甲状腺腫瘍などの重病も発生します。

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≪ 各種検診のご案内 ≫
当クリニックでは甲状腺疾患の他にも女性ホルモン(卵巣ホルモン)の分泌に起因する高更年期障害や骨粗鬆症、
乳がんなどの症状の早期発見・治療のために下記の検診を行っております。

■ 更年期障害検診
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更年期障害とは簡単にいうと女性ホルモン(卵巣ホルモン)の低下によって引き起こされる身体的・精神的不調のことです。
卵巣機能が衰え女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少してくることで脳の自律神経の調節中枢機能が変化するために起こる症状で、閉経をはさんだ前後10年くらい(45歳~55歳くらい)の女性の約8割が「肩こり」「頭痛」など何らかの症状を有しているようです。不快と感じる程度の症状が更年期症状であり、日常生活にも支障が出るほどのひどい症状の場合は更年期障害と呼ばれます。

■ 乳がん検診
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近年増加傾向の一途をたどっている病気、乳がん。
とくに30~40代の女性が最も発症率が高い病気といわれており、発生原因は未だ解明されていませんが、食生活と女性ホルモンの関係に起因する病気とされています。
食生活の欧米化により、幼少期の頃から栄養状態が良く、昔に比べ成長が早くなってきました。
この日本女性のライフスタイルが変化した結果、女性ホルモンの活動期間(初潮年齢~閉経年齢までの生理の有る期間)が
長期化し、乳がんを誘発するのではと考えられています。

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武市クリニックの基本情報

スポット名 武市クリニック
TEL 082-262-9801
FAX 082-262-0830
住所 〒732-0806
広島県広島市南区西荒神町1番33号
営業日
9:00~12:00 ×
14:00~18:00 × × × ×
△=9:00~11:00
※水・金曜午後は手術日
診療時間:
【午前】
月・火・木・土曜/9:00~12:00
水・金曜/9:00~11:00
【午後】
月~金曜/14:00~18:00
※水・金曜は手術日
休診日:
土曜午後、日曜、祝日
HP http://takeichiclinic.jp/
駐車場 あり
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