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中村記念南病院

脳神経外科・神経内科・リハビリテーション科で、北海道の地域医療に貢献する中村記念南病院
病院・医療
  • 脳神経外科
  • 神経内科
  • リハビリテーション科
エリア
北海道札幌市南区
最寄り駅
札幌市営地下鉄南北線 真駒内駅 から車で10分
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~院長ごあいさつ~
2003年7月1日、札幌市南区川沿に“地域に根ざした脳神経系疾患医療を南の地にも“をモットーに中村記念病院の二つめの病院として開院しましたが、それから、約10年の月日が経ちました。

現在当院には、脳神経外科学会専門医、神経学会専門医、リハビリテーション医学会専門医、てんかん学会専門医、頭痛学会専門医が常勤しており、幅広い神経疾患に対応できるような体制となっています。原則、365日24時間の救急患者さんの受け入れを行っており、常時MRI、CTなどの診断機器も使用可能で、中央区の中村記念病院と連携しながら、最新・最良の医療を提供できるように心がけています。その甲斐もあってか、最近は、南区以外の遠方からも、当院を受診していただける患者さんが増えてきているように感じています。

当院には急性期の疾患の方が入院する急性期病棟以外に、59床の回復期リハビリテーション病棟があり、この病棟は、新たに脳卒中にかかった患者さん、骨折などで体の機能が低下してしまった患者さんなどを対象に、ある程度の期間、集中して、機能回復や日常生活動作改善を目標にリハビリテーションを継続できることが特徴となっています。日曜や祭日にリハビリテーションを休むことで、せっかく回復していた機能や動作が失われることのないよう、365日のリハビリテーションを実現しています。

更にパーキンソン病などの神経難病疾患を対象とした病棟も有しており、そこでは、病気によって少しずつ生活の機能が低下してしまった患者さんに対して、薬の調整やリハビリテーションを行い、在宅での生活の継続につなげる手助けをさせてもらっています。

そして、併設する同一法人の訪問看護ステーションなかむらや地域の医療及び福祉施設などと連携し、退院後の健康管理、リハビリテーションにつなげる手伝いもさせてもらっています。

このように、単一の医療施設で、救急などの急性期治療、回復期リハビリテーション、神経難病の診断治療、在宅に向けての支援ができるのが、当院の一つの特徴といえます。特にご高齢の方においては、入院などの環境の変化が、身体的にも精神的にも悪影響を及ぼす可能性も指摘されており、ご親族の方が面会しやすい地元の地域で治療を完結できることの利点は大きいと考えています。

これからも外来・救急外来を中心に、地域の皆様の頭の健康の相談にのらせていただき、皆様に愛されるよう日々努め、地域と共に病院が成長していけるよう、職員一同で頑張っていきますので、何卒よろしくお願いします。

社会医療法人医仁会 中村記念南病院 院長 岡 亨治
- 診療科一覧 -
■脳神経外科
当院の脳神経外科では、主に脳卒中(脳梗塞、脳出血等)や頭部外傷の治療を行っていますが、脊椎脊髄疾患、脳腫瘍、機能的疾患(顔面けいれん、三叉神経痛等)、水頭症(特発性正常圧水頭症等)についても、中村記念病院との連携のもと、可能な限り対応しています。

また、脳ドックなどを通じて、脳卒中の予防にも取り組んでいます。平成24年の手術実績は、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術26例でしたが、平成25年4月からは対応可能な手術も増え、今後も皆様方によりよい医療を提供していきたい思っています。

■神経内科
俗に「神経が図太い」などと表現することがあり、この場合「神経」は心や精神・気持ちのことをさしているので、神経内科というと「心の病気を診る内科」と勘違いされることがありますが、神経内科の「神経」は脳や脊髄などの臓器としての神経系を意味します。具体的には、脳や脊髄、末梢神経、筋肉の病気を診る内科です。頭痛、けいれん、めまい、しびれ、筋力低下などを起こす病気を診療しています。

神経内科と混同されやすい科として精神科、神経科、心療内科がありますので受診の際には注意してください。精神科や神経科は不安や抑うつ、幻覚・妄想など精神疾患による病気を扱いますし、精神的ストレスから身体の症状が起きる場合は心療内科が専門です。

また、神経内科で診断して手術が必要な病気の場合には、脳神経外科や整形外科へご紹介しています。

■リハビリテーション科
当院でのリハビリテーションは、脳梗塞・脳出血など脳卒中の方はもちろん、神経疾患、脳腫瘍、脳外傷、脊髄疾患のほか整形外科領域や「廃用」を主な対象としています(「廃用」=肺炎や大手術など他の疾患を機に筋力が低下し動けなくなったなど)。当院では病状に応じたリハビリを行っています。発症間もない状況での脳卒中急性期リハビリは、早期にどれだけリハビリを行ったかで将来の改善に影響することが医学的に明らかとなっており、病状が許す限り早期リハビリを行っています。

また、少し病状が落ち着いた方を対象とする回復期リハビリ病棟では、発症2か月以内の患者さんを対象に、病状・体力が許せば最大1日3時間のリハビリが可能で、退院後の生活も御相談しながら早期自宅退院を目標にチーム医療にて治療を行っています。また、麻痺に伴い筋肉が過度に緊張(痙縮)した患者さんに対するボツリヌス治療や装具の適合・処方をおこなう装具外来(完全予約制)も行っており、麻痺の改善、日常生活の拡大を目標に訓練を行っています。

リハビリ科医師は、患者さんの病状を把握しつつ、発熱や疼痛など異常への早期対応をはじめ、安心して多くの訓練が行えるように診療を行っています。

中村記念南病院の基本情報

スポット名 中村記念南病院
TEL 011-573-8555
住所 〒005-0802
北海道札幌市南区川沿2条2丁目3-1
営業日
9:00~12:30 ×
13:00~17:00 × ×
診療時間:
9:00~12:30
13:00~17:00
※土曜日 9:00~12:00
休診日:
日曜・祝日・年末年始
HP http://www.nmh.or.jp/minami/
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