ソウドウシュウ キンショウジ

曹洞宗 欣勝寺

天禄年間(970年~973年)に清和天皇より分かれた源満仲の開基と伝えられる寺院
寺院
  • 仏教寺院
エリア
兵庫県三田市
最寄り駅
神戸電鉄公園都市線 三田駅 から徒歩約12分
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―欣勝寺の歴史―
天禄年間(970-973)に清和天皇より分かれた源満仲の開基を伝える真言宗の道場で桑原山欣浄寺と称された古刹でした。
その後、安貞2年(1228)曹洞宗の開祖道元禅師が28歳のとき留学から戻り、保養のため有馬温泉に入湯した際に、桑原の地に立ち寄りました。
この寺の山が宋の不老山に似ていることから太宋山欣勝寺と命名し、曹洞宗に改宗されました。
また、境内には雷の子供が落ちたといわれる雷井戸があります。
現在でも、毎年多くの人々が雷難降伏悪魔退散の御祈祷を受けに来られたり、雷難除けのお札、お守りを買い求めに来られます。
―諸堂紹介―
[山 門]
安永五年(1776)に建立された、細部におおらかな絵様を施した建築物です。
毎年紅葉の時期になると写真撮影や、絵画を描かれる方が多く来られます。

[雷井戸]
山門をくぐると、すぐ左手にあるのが雷井戸です。
「まんが日本昔ばなし」で昭和55年に「くわばらの起こり」という題で放送されました。

[山号額]
本堂入り口には「太宋山」と書かれた山号額が、ご参拝の皆様をお迎えいたします。
当寺が曹洞宗に改宗された時代のものとされています。

[寺号額]
本堂には、曹洞宗大本山永平寺第七十六世貫首 秦慧玉(はた えぎょく)禅師の書かれた額があります。

[御本尊]
須弥壇御上段の、御本尊の虚空蔵菩薩です。
元亀四年(1573)に、安房国(現在の千葉県)清澄寺から、当寺の本尊としてもたらされました。
その後、阪神・淡路大震災の被害により平成七年に修復いたしました。

[御開山]
本堂奥の開山堂には、御開山の済用玄普大和尚(元亀四年十月七日寂)が祀られております。

[聖観世音菩薩像]
欣勝寺末寺自休庵の本尊仏像で、平安末期の作品とされています。
後の天正三年(1575)明智光秀の丹波攻めに際し、背後の山中のお堂に移されたもので、近代になってその堂が廃され当寺に安置されました。

[籠]
外陣には、葬式などで実際に大正時代まで使用していた籠が吊るしてあります。
あまりにも古く傷みがあったので、平成十年に修復いたしました。
元々は江戸時代の登城用とされています。

[お札・お守り・ステッカー]
ご参拝の方が必ずといっていいほど買い求められるお札です。
雷難除けだけでなく、最近では「落ちない」ということで受験のお守りとしても好評です。
ご遠方で直接お越しになれない方には、地方発送も承っております。

曹洞宗 欣勝寺の基本情報

スポット名 曹洞宗 欣勝寺
TEL 079-564-3950
住所 〒669-1521
兵庫県三田市桑原866
営業日
参拝時間:
お問い合わせ下さい
年中無休:
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HP http://www.kinsyoji.jp/
駐車場 あり
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