我が国で重症心身障害児者の数は、約4万人いると推定されます。久留米市では平成28年現在で、重症心身障害児者数261人（施設入所者104人）、在宅者157人 、医療ケア必要者76人（推定）です。全国平均の2.5倍以上の数になっています。

重い障害を持った子どもたちが成人していく中で、地域で家族と生活するには自分らしく過ごせる場所が必要ですし、家族の負担を和らげるためにも宿泊施設を兼ねる施設が必要です。

そこで平成26年9月に相談支援事業所を開設し、平成27年4月より重症心身障害児者向けの放課後デイサービス、児童発達支援、生活介護を立ち上げました。今後、宿泊を兼ねた施設の建設を計画しています。

■相談支援事業所バンビーノ
障害のある方やご家族、介護をされている方からのいろんな不安や悩みなどの相談をお受けして必要なサービスをつないだり、関係機関との連携を密に取りながらご本人が安心して地域で暮らせるようにお手伝いさせていただきます。

■バンビーノ多機能型支援施設「どんぐり」
重度の障害をお持ちの方々を中心にした、日中活動をする場所です。医療的なケアも含みます。看護師や理学療法士がたくさんおり、リハビリもリラックスして受けられます。

■バンビーノ多機能型障害児施設「ころころ」
重症心身障害児を中心とした放課後デイサービスと児童発達支援事業、それ以外の障害児が過ごす放課後デイや児童発達支援事業を併設しています。

バンビーノ福祉会のサービス内容のご紹介です。

■相談支援事業所バンビーノ
・特定相談支援事業
障害者や障害児の相談に応じ、必要な情報の提供や助言を行います。また、障害者が福祉サービスを利用する時にはサービスなどの利用計画を作り、一定の期間観察し、記録をします。

・障害児相談支援事業
障害児通所支援の利用申請手続きをします。障害児支援利用計画案を作成、通所決定後に事業所との連絡や調整を行います。

■バンビーノ多機能型支援施設「どんぐり」
主に生活介護を行います。

■バンビーノ多機能型障害児施設「ころころ」
児童発達支援や、放課後デイサービスを行います。