幼稚園教育は、幼児が幼児期にふさわしい生活を展開して、基本的な生活習慣や生活態度を学び、健全な心身の基礎作りをすることであります。
　本園では自然に恵まれた環境の中で、遊びを中心とした総合的活動を充実させ、多くの体験を通して、明るく逞しい意欲あふれる子どもを育成することを目指します。
　また、自然体験を通じて好奇心や探究心を育
み、環境の大切さの理解を深めます。
　各行事は、日本の伝統的文化や季節感あるものを実施し、子どもの心身の発達を援助し、感性や表現力の向上を図り、集団生活における基礎を理解させます。

　自然に恵まれた園舎は、木をふんだんに使った平屋建てで、冷暖房完備、採光の良い半円形園舎となっています。保育室から園庭への出入りがスムーズにでき、四季折々の自然とかかわりながら生きる力、豊かな感性を育てる幼児にふさわしい教育環境となっています。
　広い園庭続きには畑地、竹林、栗林などがあり、自然観察への興味と収穫の体験に伴うよろこびを享受することができます。
　昨年の9月に下園庭を照らすLED照明を設置しました。また、保育に支障のない範囲で園庭の貸し出しを行っています。

　保育に組み込まれる多彩な年間行事も殆ど園の中や周辺で行い、お子様の園生活が日本の伝統的文化や季節感を取り入れたものとなっています。常に教育の原点を忘れず、きめ細かく充実した保育を行っています。
毎年、行われている4月の筍掘りでは、年長児が掘った筍を、母の会の役員さんが大釜で茹でて、次の日の昼食に筍ご飯として調理されたものを園児全員で味わっています。
　また、6月のじゃがいも掘りや10月のさつまいも掘りは、保護者の保育見学や親子で制作を楽しんだあと、園庭横の畑でそれぞれのいも掘り（昨年じゃがいも1人14株、さつまいも1人12株）を行いました。大きな袋いっぱいになったおいもを持ち帰り、食卓