■約15,000種の業務用食材を扱う“食”のエキスパート
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　さんれいフーズは、山陰酸素グループの食品事業部門として1972年に創業しました。
当社が扱う商品は主に業務用の食材で、約1万5千種類にものぼります。
業務用食材とは、例えばレストランやホテルなど外食産業や、弁当・仕出・惣菜といった中食産業、学校や病院の給食に使われる食材のことを指します。

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■食材供給と自社ブランド製品で“食”を支える
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　さんれいフーズは、兵庫県北部から島根県西部までの山陰全域で、約6千件のお客様への安定した食材供給と多様なニーズに応えるさまざまな商品とサービスを提供いたしております。
　またメーカーとして、特にカニを中心とした日本海の水産素材や地産品を活かした「さんれいフーズブランド製品」を製造、全国の量販店や外食チェーン、各地の食品卸へ向けて供給しています。この他にも水産原料の調達・加工のために海外で合弁事業も行っております。
　さんれいフーズは地域の食を支え、また山陰発の食の発信ブランドとして成長を続けております。

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■個性を育て未来を創る企業を目指して
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　わたしたちは、事業の発展には「財を造る、豊かさを醸る、個性を創る」、この三つの要素がスパイラルのように循環しながら向上していく姿が必要であると考えます。会社の財は豊かさを生み、個人の秀でた部分を育みます。個性がまた財産を作る源泉になるのです。単に数字だけではなく、社員も会社も成長し「厚み」を増すことで地域に貢献する企業、そんな企業をわたしたちは目指しています。

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当社の創業は昭和47年。窒素ガスの冷熱を利用する山陰酸素工業の新規事業として誕生しました。おりしも冷凍食品産業の勃興期にあたり、その後の冷凍食品技術の向上とそれに伴う需要の伸び、そして地域のお得意さまに支えられ、ここまで順調に成長してまいりました。

事業形態は自社製品の全国販売と地域への業務用卸事業が大きな柱です。商品アイテムの拡充や関連事業の裾野の拡大、生産拠点の海外展開など、一歩一歩着実にフィールドを広げてまいりました。

現在、食品業界は「安心・安全」「健康・新鮮」な商品が求められ、企業の危機管理体制やコンプライアンス体制についても、よりいっそうの企業努力が求められております。クレームや社会からの要請にも誠実なきちんとした対応ができることも、経営上の重要な課題です。

そのような中で、地域に根ざした企業として、また山陰に誇りを持つ企業として、私たちの企業が食材の供給を通じてその責任を果たし、地域や全国の得意先のご期待に応えていく事業を推進していかねばなりません。

そのために、”財を造る、豊かさを醸る、個性を創る”を標榜しています。これは、会社は正常な事業活動を通じて財をなし、会社が豊かになることにより、社員も豊かになり、いきいきと個性を発揮することができれば、会社が更に発展するというトライアングルの循環の要素です。そしてこれが企業や社員の「厚み」を増していくことにつながると考えています。

並河 勉