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山本瓦工業株式会社 本社

ものづくりはひとづくり ひとづくりはくにづくり
企業・事務所
  • 情報、サービス(その他)
エリア
奈良県生駒市
最寄り駅
近鉄奈良線・生駒線・けいはんな線 生駒駅 から車で2分
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山本瓦工業株式会社のご案内
瓦を葺く仕事を「屋根屋」、瓦をつくる仕事を「瓦屋」と言います。
山本瓦工業は、その両方の仕事をする会社です。

設立者は、山本清一(やまもときよかず)であり、国認定選定保存技術保持者でもあります。
瓦を葺くことから仕事をはじめ、なかなか思うような瓦がなかったので、工場を後につくり、そこで瓦をつくることをはじめ、現在に至ります。

「もの」づくりは「ひと」づくり、「ひと」づくりは「くに」づくり。仕事は心でするもんや、手は勝手に動きよります。

これらをモットーに、瓦づくり、瓦葺きをおこなっている会社です。
職人 「山本 清一」について
  山本 清一 (やまもと きよかず)
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昭和7年(1932)11月1日 奈良県生駒市生まれ

民家の瓦葺職人の四男として、生まれる。
尋常高等小学校高等科を卒業後、父のもとで21歳まで屋根(桟瓦葺)を葺く。

その後、旧斑鳩町役場(屋根の形がお寺形式)の屋根葺きで試行錯誤するたびに、法隆寺へ通い、あのような立派な屋根を葺きたいと思う。のちに、ご縁で井上新太郎氏のもとへ弟子入りさせてもらい、本瓦葺きの修行をする。その際に、施工図や原寸図の大切さを学ぶ。26歳で独立、31歳で働いてくれる若い衆を擁護・保障するために、会社を設立する。
また、瓦葺きをやっているうちに、瓦そのものに欠点や弱点があることがわかり、自ら瓦造りをはじめるため、38歳で工場を設立する。なかでも、本瓦葺きの問題点を改良した、南都平瓦(平成12年特許取得)を開発する。
さらには、瓦が日本へ伝わったころの古代瓦づくりの研究と制作(道具類の復原から瓦制作にいたるまで)や、白鳳時代の瓦窯の復原制作、古代の屋根の葺き方についての研究などもおこなう。
平成6年には、文部大臣より選定保存技術保持者【屋根瓦葺(本瓦葺)】という、いわゆる職人における人間国宝に認定される。

主に手掛けた仕事は、法隆寺金堂、松本城、姫路城、東大寺大仏殿、薬師寺伽藍、唐招提寺金堂、平城宮跡朱雀門、大極殿、東本願寺などがあり、その他多くの伝統的な建築物の復原、再建などがあげられる。

何事も、真剣にやっていれば疑問も出てくる。わからないながらも、毎日真剣に心からやっているうちに、自然と手が勝手に動くようになる。
技術をまもっていくため、また文化財を残そうと思えば、人を育てなければなりませんから、そういう職人を育てつつ、「ものづくりはひとづくり、ひとづくりはくにづくり」を理念に、現在は次世代の育成に力を入れている。

山本瓦工業株式会社 本社の基本情報

スポット名 山本瓦工業株式会社 本社
TEL 0743-73-2520
FAX 0743-74-5249
住所 〒630-0251
奈良県生駒市谷田町362番地
営業日
営業時間:
9:00~17:00
不定休:
お問い合わせ下さい
Facebook https://www.facebook.com/yamamotokawara/
駐車場 あり
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