100年以上活き続ける企業を目指して
いま食品スーパーは、2つの大きな変化に直面しています。1つは人口減少によるマーケットの縮小。2つ目はネット通販など多様な販売チャネルとの競争です。この転換点で企業を変革し、さらなる成長をめざすには、より細やかなサービスと仕組みで地域のお客さまに寄り添い、「いいね」と共感いただけるお店づくりを徹底していくことが重要です。
その実現に向け、カスミは従来の店舗経営のあり方から大きくかじを切り、「ソーシャルシフトの経営」に本格移行しました。それは地域の１店１店が主役となり、従業員一人ひとりがお客さまのために自ら考え行動する個店経営です。この新しいビジネスモデルの確立により、地域で一番愛される特別なスーパーマーケットになることを全員で目指します。
そして2015年3月2日より、カスミはマルエツ、マックスバリュ関東と経営統合し、日本最大規模の食品スーパーマーケット企業となるユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスを設立し、新しいステージに立ちます。そして、あらゆる経営資源を結集し、商品力・販売力・システム力で劇的なビジネス変革にチャレンジします。
しかしカスミには、決して変えないことがあります。それは創業以来50余年にわたり培ってきた売り手よし・買い手よし・世間よしの「三方よし」を大切にする企業哲学です。事業だけでなく、社会貢献活動や環境活動にもこれまで以上の力を注ぎます。「よろこびを分かちあえる食卓づくり」という使命をまっとうし、地域社会に貢献することで、100年以上活き続ける企業の礎が築けるものと信じます。

カスミは北関東一円にスーパーマーケットを展開するカスミグループの中核企業です。「地域密着」をコンセプトに、その街の特色やお客様のライフスタイルに合わせた店づくりを行っています。また、「健康」「安全」という視点からヘルシーな食品の開発も積極的に進めています。「食」を中心に豊かで安心できる生活シーンを演出することが、私たちの仕事です。