むつみ幼稚園は、新制度の幼稚園です。
4月から始まる子ども子育て新制度では、保護者の方の多様な選択が可能になりました。
新制度の幼稚園は、国の制度の基に、ご自分のお子さんに教育を受けさせたいと自ら1号認定を自治体(横浜市)に申請した家庭に対し、市が責任をもってその教育を保証する1号認定をし、また市が教育の場として適当であると認定した幼稚園でその教育に当たるというものです。幼稚園にとっては、教育を受けさせたいと意思表示をした方のみをお受けすることになり、教育の効果を一層上げることのできる制度です。
具体的には、基本的な教育の部分の費用を国が負担することによって、むつみ幼稚園では既に制度に先行して行っていた、適正な規模の幼稚園、年長年中の1クラスの25名への少人数化、先生たちの教育の指導力の強化、幼児の時期の無理のない積み重ねの必要な絵画、体操、英語などの良く練られたカリキュラムと熟練した専門的な指導者とお互いに補い合う複数のプログラムなどが保護者の方の負担を軽くするかたちで可能になりました。
その前提のもとに、まずご家庭での教育を第一に考えた上で、
　1.家庭ではできない、集団を通して社会性を身につけること。
　2.「生きる力」を身につける上で、この時期にしか出来ないスキルを
　　身につけ繰り返し積み重ねることを通して得る達成感を体感し、
　　自分のものにしていくこと。
　3.世界を動かす普遍的な考え方の１つであるキリスト教を基に
　「他の人を愛する」という生き方の基本、社会的道徳の基本を身につけて
　いくこと。
の基本的な考えのもとに全てのプログラムが組まれ、創立来60年にわたって幼児教育に携わり、その成果をあげてきました。今後ともその方向は変わりません。多くの子どもたちが「生きる力」の基をこの園で身につけ社会の有為な人材として活躍しています。
(園長　澤野國雄)

園庭は、150mmの厚さのゴムチィップ舗装とロングパイルの人工芝になっています。
ゴムチップの部分には約6mコースのラインがひかれ三輪車の競走、弾力を楽しむ縄跳びなど盛んです。ロングパイルでは、裸足になる子も多く、子供たちは転がることが大好きです。

(園児の対象年齢)
むつみ幼稚園(横浜市緑区)は、4/2～翌年の4/1で同じ学年を構成しています。
また、翌年、幼稚園に入園される方のプレ幼稚園も用意されています。
いずれも25名以下のクラスです。園長、副園長、主事、各クラス担任、複数のフリー教員、絵画専任講師が保育にあたります。主としてフリー教員、絵画専任講師が年少組補助を中心にサポートしていきます。
絵画は当園の絵画専任講師、体育指導、英語指導はネイティブを含む専門講師に委嘱しています。いずれも、熟達した講師陣により楽しみながらメキメキ力をつけています。また英語は、講師による英語指導とは別に、ブリタニカによって新しく開発されたプログラムによっても著しく効果を上げています。

(保育時間)
　＊レギュラークラス／毎週月～金 ・・・ 9:00～20:00
　　　　　　　　　　　土・日・国の祝祭日、横浜市開港記念日(6/1)、
　　　　　　　　　　　園の創立記念日(10/1)は休園日。
　　　　　　　　　　　<その他>
　　　　　　　　　　　　夏休み:7/20～8/31 ※途中に夏期保育5日行います。
　　　　　　　　　　　　冬休み:12/21～1/8
　　　　　　　　　　　　春休み:3/20～4/5
　＊スペシャルクラス
　　[横浜市預かり保育事業]
　　　・7:30～18:30
　　　・横浜市の認定した在園児に行います。
　　　・休みは日曜、祝祭日、12/29～1/3、園の行事など園で定めた時
　　　・園の通常の納付金の他に9,000円を上限に横浜市で決められた額を
　　　　保護者負担していただきます。
　　　・在園児のどなたでも一時預りを同じ時間帯、利用できます。
　　　　プレ幼稚園(めばえグループ)
　　　・週1回、1時間15分のクラス
　　　・ベテランの教師が補助者と共に1クラス約9名で行い、年途中から子どもの
　　　　成長をみながらすこしづつ親子分離を入れていきます。
　　　・その他、園独自の絵画教室、定評のあるパルスポーツクラブ、
　　　　セイハ英語教室が課外として用意されています。

(バス)
長津田全域、長津田みなみ台、いぶき野、あかね台、恩田町、田奈町、奈良二、三、四丁目をバス2台で廻っています。

(給食)
　＊火・金／給食(外部)
　＊月・水・木／お弁当
　　※給食の食物アレルギーについては、毎月のメニューにアレルギーが
　　　予想される食材についてはお書きし、幼稚園から他の子どもの給食と同じ
　　　容器をお貸し、ご家庭からお弁当をお持ちいただきます。

(保育内容)
むつみ幼稚園(横浜市緑区)は、子どもたちの「生きる力」を育むために、全てのプログラムが創立来60年の経験を基に組まれ、保育が行われています。
★クォーター制(4学期制)
むつみ幼稚園(横浜市緑区)では、日常の園生活の中での様々な体験が、園児の身体と心を大きくしていくよう1年を4期に分け工夫されています。
　●第1クォーター(4月～7月)⇒子どもたちが幼稚園を楽しいと感じていく
　　　　　　　　　　　　　　 時期として。
　●第2クォーター(9月～10月)⇒運動会を1つの区切りにクラスとしての
　　　　　　　　　　　　　　　まとまりが形作られていきます。
　●第3クォーター(10月～12月)⇒楽しい行事が一杯の時期。
　　　　　　　　　　　　　　　一人ひとりの能力がぐんぐん伸びる時期です。
　●第4クォーター(1月～3月)⇒まとめの時期です。
　　　　　　　　　　　　　　 1年の成長に驚かされる時期でもあります。
★保育園の中から
園庭は、雨の後も、すぐに子ども達が外に出て遊べるよう工夫され、一部の子どもでなく年少も年長も園児全体が、それぞれが安心のうちに思い切り遊べるよう工夫されています。社会的に保育者不足とその技術の未熟さが指摘される中、熟達した保育者の指導による当園の保育・教育は安心して子どもを委ねることが出来、朝のお集まり、手遊び、朝の歌から始まる幼稚園の1日は子どもの成長にとって、欠かすことの出来ないものになっています。
●子どもの生活を通しての保育
　その季節季節に子どもたちが経験しておきたい保育、歌、手遊びなどを取り入れています。こいのぼり、かたつむり、歯をみがきましょ、どんぐり、時の記念日など
●絵画教育・体育指導
　心の表現には、いろいろな方法があります。この時期のこどもにとって絵画というものは心の表現の大切な手段です。ものを捕らえる思い、そしてそれを表現する技術、繰り返しのドリル、何回ものミーティングによって練られたカリキュラムに基づく毎週の絵画教師と担任と一体になった指導が効果的に行われています。また、体育指導も専門の担当者によって行われています。また、園としてなわとびも積み重ねによって達成感を得る有力な手段として力を入れています。
●英語と遊ぶ時間
　年中・年長は毎週木曜日、ネイティブとジャパネニーズのペアの講師を通し遊びの中で英語に接する機会を持っています。
また、新たに導入されたブリタニカジャパンの　Angie & Tony　のプログラムは、力のある保育者たちの努力もあって、子ども達の間に大変好評です。