～社長挨拶～

平成26年5月現在。平成23年の東日本大震災から既に3年が経過したものの被災地復興の進捗は依然これからといった印象も拭えません。弊社は中部地方を本拠地とする建設コンサルタント業ではあるものの、得意とする分野の業務にあっては、これまでも北は北海道から南は沖縄県まで全国を業務の範囲として営業活動を行ってまいりました。
特に、平成23年にあっては震災後、直ちに損害保険鑑定業務に携わるとともに、平成24年には仙台営業所を立ち上げ、平成25年4月には岩手県釜石市に東北支店を設立し、今日まで微力ながら震災復興のお手伝いをさせて頂いています。そして現在、各部署から選りすぐりの有能な若手技術者が全力で復興業務に取り組んでいるところであります。
建設コンサルタント業界の現状は、一貫して事業の減少を続けてきたこれまでの10～15年とは異なり、平成25年度から施設の老朽化に伴う点検・補修等の業務が発注されるようになり、その途端、平成26年からは一機に建設関連技術者不足、特に若手技術者不足という新たな問題が発生しています。
本来、私達の仕事は其の時々の一時的な景気には左右され難い業務ではありますが、災害対策を含め世の中の要請に応えていく性格の仕事です。
新日は、これまでの実績と人材を最大限に活用し、技術の研鑽を図り、あらゆる変化を積極的に受け入れ、更に世の要請に合わせて、建設コンサルタント業に取り組んでいます。また、これまで蓄積してきた建設コンサルタント技術と経験を生かし、新たな業務分野、業種への進出拡大に取り組んでいく覚悟です。
この変革の時代、明るく前向きに、社員一団となって、あらゆる障害を乗り越え挑戦し続ける企業を目指します。
専門技術者集団として「奉仕に徹し、一歩、一歩、・・・また一歩」社会の発展に貢献してまいります。これまで以上のご支援ご鞭撻のほど宜しくお願いします。

代表取締役 秋山 学