『65年に渡り、受け継がれる創業者の心』

当店は昭和44年、まだまだ電化製品など普及していない時代に、現会長、本村英昭が
『本村ラジオ店』を開業いたしました。今ではどこにでもあるラジオですが当時は、
ラジオを買いに来るお客さんではなく、「ラジオを作ってくれ」という作成の依頼だったそうです。
部品の１つ１つを買いにあちらこちら歩き回り、すべて手作りで商品を作る。
出来上がった「真空管ラジオ」は心のこもったお客様との架け橋だったそうです。
英昭が25歳位のときにナショナルショップとして本格的に電化専門店として事業規模の拡大に
動き出します。今では信じられませんが、テレビの放送は1日数時間だけだったそうです。
力道山のプロレス、皇太子様の御成婚などの爆発的な家電普及に、先駆けて「お客様を第一に考える」
との基本理念のもと接点活動を行った結果が松下幸之助との出会いにも繋がったと会長は言い切ります。
大阪の本社に招かれたとき、幸之助本人の言葉を聴いて、「お客様を大切に、第一に、考える」の基本理念が確信に変わった瞬間だったと。65年たった今でも、その時の想いは親から子へ孫へと受け継がれています。今後も、パナプラザ本村(本村電器商会)は、お客様に喜ばれるとは何かを探し日々の業務に取り組んでいくと同時に創業100周年に向けて、お客様と共に、お客様の側で、サポートできるお店でありたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。

社員一同