◆◆◆鎌倉小川軒開店秘話◆◆◆

1988年、現在社長の中村歌臣が東京代官山『小川軒』より独立。屋号を『お菓子の家・鎌倉小川軒』として鎌倉店と戸塚店の2店がオープンした。
古くからハイカラが好きで知られていて同時に食へのこだわりの強い古都鎌倉の人々へはたして受け入れられるか未知なる挑戦であった。
『お菓子の家・鎌倉小川軒』の代名詞ともいうべきブランド『レーズンウィッチ』は開店当初より店頭に陳列していたが、やはり当初はなかなか売れ行きも伸びずにいた。しかし原材料の探求や手作りの温かさへのこだわりを捨てず、社長をはじめ、当時のスタッフが希望をもって日夜お菓子作りに邁進していました。それから徐々に、何度も足を運ばれるお客様が増え、社長の明るい性格もあってか店もお客様と共に明るい声が飛び交うようになり徐々に『レーズンウィッチ』も鎌倉の地元のお客様に徐々に受け入れられるようになってきました。
そうした流れとともに鎌倉へ観光に来られたついでにお土産として当店のお菓子をお求めになるお客様も増え始めました。
地方へのお土産やご発送も格段に増え、いまや『レーズンウィッチ』をはじめ焼菓子などのお菓子を全国で楽しんでいただいております。