当院は、当院の前身である荻野病院を、前院長荻野武敏が昭和３６年８月２３日に開設し、患者様を家族の方々の身になって、お世話させて頂く病院をモットーとして、今日まで地域の皆様に貢献してまいりましたが、昨今の精神科医療の流れに沿い、平成１５年１月１日付けで病院を法人化、病院名を医療法人社団　萌仁会　荻野病院と変更し基本理念として、地域に根づき、地域の皆様に信頼される病院を目指し、更に、保健・医療・福祉の連携を図り患者様本位の全人的ケアに努める事とし、より良い病院づくりに向けてスタッフ一丸となって取り組んでおります。

　旧病院の施設利用及びサービスの面で患者様及び、地域の皆様にご不便をおかけしておりました。これらの事を考え、老朽化した病院の改築をスタートさせ、２００５年８月１期工事、２００６年１月２期工事を完成する事が出来ました。これを機に、精神科・神経科・心療内科・内科等を増設をして参ります。
診療以外にも精神科デイケア、精神科作業療法等を充実させ、患者様社会復帰の促進を考えております。また、病院改築に伴い併設される多目的ホールにおいて、医師、管理栄養士、精神保健福祉士、作業療法士等による健康教室や講演会を実施し患者様、地域の皆様の健康増進にお手伝いさせていただく所存であります。

医院長 荻野 武裕

・ソーシャルワーカーとは？
現代に生きる人々の様々な問題を、専門的な方法で支援するための専門職です。
クライエント（依頼者・相談者）の生活上の問題・社会的な問題を解決するための援助や、権利擁護、社会参加・社会復帰を支援し、その人らしい生活を獲得していくことを目的としています。
その活動の範囲は広いものですが、いくつかの例を挙げてみますと、

※様々な問題や困難についてのお話をお聞きして、その解決のための方法を一緒に考え、必要に応じて、説明や提案を行います。
・経済的な問題や困難について
・障害に伴う、生活上の困難さについて
・障害や病気に対する対処・対応策について
・偏見や差別に苦しむ方々の権利を守るための代弁について
・社会制度やサービス利用の方法や手続きについて
・その他、疑問に思ったこと、困っていることについて


※相談や求めに応じて、様々なサポートを行います。
・関係機関への連絡や調整
・入院や退院時に必要な手続きや説明、連絡等
・サービス利用時の付き添い
・各種サービスの紹介
・当事者や家族への代弁や連絡
・地域社会への働きかけ
・その他、相談や求め（ニーズとも呼ばれます）を実現するために必要な活動

※クライエント（依頼者・相談者）の相談や求めに応じ、所属機関のサービス向上を目指します。

以上の他にも、様々な支援やサポートを行います。