「No.1にならなくてもいい もともと特別なOnly one」
発表から10年以上たった今も、多くの人に歌い継がれている「世界に一つだけの花」の歌詞です。

向上高校が目指すものは、この歌詞にあるように、入学した生徒一人ひとりがそれぞれに美しい花を咲かせられるように手助けをすることです。

ただ、「Onlyone」の花を咲かせることは、そう簡単なことではありません。なぜならそれは、自分自身を認められるようになるということだからです。自己評価は他人の評価よりも厳しい場合が多く、自分で自分を満足させるのは、ひょっとすると「No.1」になることより難しいかもしれません。

だから、「Onlyone」の花を咲かせるためには、自分が高校で学ぶことの意味をしっかり見つけ、それに向け、ときには歯を食いしばりながら努力をしなければならないのです。ときに壁にぶつかってくじけそうになり、涙を流すこともあるかもしれません。

でも向上には、そんな君たちの手本になる先輩がいます。同じように目標に向かって努力をする仲間がいます。そして君たちが将来を考えるために取り組む様々なプログラムやサポート体制も用意されています。

私たち教員も、一人ひとりが綺麗な花を咲かせることができるよう、生徒と共に歩み続けます。そんな私たちが最も嬉しいのは、卒業生から「向上でよかった」という言葉を聞くことです。そんな思いを「あなたの夢、応援します」という言葉に込めました。。

向上高等学校
校長　山田　貴久