当寺は足利尊氏公が神戸市兵庫区に開かれた臨済宗の寺院です。
また毎年１月９、１０、１１日には盛大な大黒天のお祭りがあり、
大勢の参拝客で賑わいます。
ここでは、普段間近で御参拝いただけないご本尊や大黒天のお写真、
寺内の石碑の説明や四季折々のお寺の風景などを紹介しておりますので、
どうぞごゆっくりご覧下さい。

大黒さんは元々は「マハーカーラ」と言い、生産、破壊、時間、暗黒をつかさどるインドの神様です。仏教では法を護る守護神、戦闘神、憤怒神、厨房神とされます。
　日本に来られてからは、大国主命（おおくにぬしのみこと）と習合され、現在の大黒さんになりました。大黒さんは、
●開運招福　　●財運招来（商売繁盛）
●家内安全　　●五穀豊穣
の神として信仰されています。
　手に持つ「打ち出の小槌」は財運を分け与えるものです。背負われている金銀財宝などの入った袋はしっかりと握られており、この姿は貯蓄、蓄財を表します。米俵に乗られていることから食料、台所の神様としても親しまれています。　また、「一家の大黒柱」という言葉に表されるように、家庭を守る家内安全の神でもあります。
　この様に大黒さんは多くのご利益を授けてくださり、各家庭で御祭りする事のできる「最強神」と言っても過言ではありません。

▲方丈内陣と御本尊
檀信徒の方の法要もお受け致します。




▲方丈、玄関(受付)と雲會堂






▲福原西国札所本尊
十一面観世音菩薩像
京仏師　村田岱観作


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１月１日 諸堂諷経　境内墓地回向
１月９・１０・１１日 大黒天祭
１月９日午後５時 大般若祈祷会
３月２４日午後１時 春彼岸施餓鬼
８月１日～１５日 お盆参り
８月１８日午後１時 盂蘭盆会施餓鬼
８月２３日午後６時頃～ 地蔵盆
１１月２１日午後５時 開山忌
通年 兵庫七福神、福原西国めぐり
法要 各お家の法要は随時ご連絡ください。